「自分が愉しむを織り込む」、ボクの流儀
メインのリビングルームは、部屋全体を土間仕様とし非日常的な空間としました。
やはり、ログハウスを好む人々は、遊び心が旺盛だし、ハンドメイドやユースド家具等、既成のものから離れた暮らしを愉しむ感覚がある……そんな人々の世界感を空間イメージとして表現提案しました。
インテリアデザイン+建物外観デザインも依頼事項にありましたので、これは立体で考えたい!……「立体は立体で考える」が、ボクの流儀。
立体物は、イラストだけでは通じえないところもあります。その点、模型は様々な角度からイメージを確認できるので、提示しました……というのも、インテリアデザインが本業ですが、要望にあったように建物の外観やエクステリアデザインまで思案することとなったからです。
建物の外観、エクステリ、インテリア、家具などデザイン(設計)は総合競技ですから、どこからどこまでが建物、インテリア、家具など線引きせず思考するべきだと思います。
そんな訳で、建物外観の模型だけで既に4点提示。試行製作はもっと多いですが……。
建物外観だけではありません。家具です……家具はボクの「血」ですから、当然こだわります。
とくにハンドメイド家具については、ボクの肝いりなので当然模型を作成し、ニコニコ顔で提示しました。
今回ボツになってもかまいません……クライアントの要望をクリアするのは当然ですが、同時に自分が愉しめるアイテムやアイデアを織り込まなければ、やる意味がない。
現場を確認し、イメージ確認が大前提
提示した案は好評で具体的に内容をつめる次の段階と入りました。現場の方は、ログが組み上がり建物全体と周囲の様子が分かるようになった状態。そこで、建設中の現場がある関西へ往復8時間、打合わせ6時間というスケジュールで早速現地視察を強行しました。
移動の車中もズーと打合わせ、でした。
やはり現場を確認しイメージの確認が、デザインを進める為の大前提です。
現場確認を終え、早速あらためて建物外観(素材・仕上げ・カラーリング等)と周囲の設定案を提示しました。
ログ部分のカラーリングは二転三転しながらですが、良い方向へ進んでいます。
さて、これから具体的なインテリアデザインです。
次回をお楽しみに!
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■今回の関連リンク
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