輸入車/注目の輸入車試乗レポート

輸入セダンの選び方 おすすめ車種をクラス別に紹介(6ページ目)

乗用車の基本形であるセダン。ミニバンやSUV人気でモデルが少なくなった国産に対し、海外ではドイツ勢を中心としバラエティ豊かにラインナップ。新たなCセグメントからハイエンドまで、クラス別に最新セダンのおすすめを紹介!

西川 淳

執筆者:西川 淳

車ガイド

甲乙付け難いハイエンド セダンは今、新鮮な選択肢に

ベントレーフライングスパー

イギリスが誇るラグジュアリーブランド、ベントレーの主力モデルがフライングスパー。2ドアクーペのコンチネンタルGTとメカニズムを共有、4L V8ターボと6L W12ターボを用意、価格は1890万~2345.1429万円

ロールスロイスゴースト

ロールスロイスが「自分でハンドルを握る人のために作られたクルマ」と謳うゴースト。6.6LV12ターボを搭載、観音開きのドア(コーチドア)が用いられる。価格は3132万~3712万円

さらにその上のハイエンドクラスには、ベントレーとロールスロイスがでんと構えている。オーナーカーとして現実的なのは、フライングスパーとゴースト2で、さすがにこのクラスともなれば、甲乙付け難い。個人的には、2000万円以上のサルーンを、ショーファーではなく、オーナードリブンとして買うなら、アストンマーティン ラピードSあたりを狙いたい。
アストンマーティンラピードS

アストンマーティン久々の4ドアモデルとなるラピードS。大きなグリルが特徴的なスタイルは「世界で最も美しい4ドアスポーツカー」と謳われる。フロントミッドに6L V12エンジンを搭載、価格は2371.727万円

というわけで、欧州勢からは2015年もいろんなニューモデルが、それぞれのクラスから登場するだろう。特に激戦区のDセグメント、Eセグメントでは、ますます熾烈なニューモデル合戦が繰り広げられるはず。さらには、アストンマーティン ラゴンダなど、超高級スーパーカーブランドによる高性能サルーンモデルの登場も見逃せない。

ノッポなクルマ流行りの日本では、今かえって、セダンが新鮮な選択肢だろう。もうしばらくは、欧米メーカーのセダン攻勢を楽しんで見守るほか手はなさそうだ。
アストンマーティンラゴンダ

往年の名車の名前を冠したスーパーサルーン、アストンマーティン ラゴンダ。サイト内(http://www.astonmartin.com/lagonda)で画像が公開されている

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