肉や卵を安心して選びたい!畜産物の表示

新鮮で安心安全な畜産物

新鮮で安心安全な畜産物

生鮮食品とは、農産物・水産物・畜産物のことをいます。その中でも、牛肉・豚肉・鶏肉や卵などの畜産物は、私たちの食卓に一年中のぼる食材です。だからこそ、本当に新鮮なものをかしこく選びたいものです。

社団法人JA総合研究所の「畜産物等の消費行動に関する調査結果(H25年)※」によると、家庭・自宅で調理をする人に、「精肉や卵などの食材を週のうち何日食べているのか」という質問に「週に1日以上精肉を食べる」は、牛肉 31.8%・豚肉 69.5%・鶏肉60.2%、卵は「週の半分以上食べる」が 49.7%に上りました。「国産・外国産のどちらを選択するか」については、「国産のみ」および「国産が多い」との回答が、牛肉63.2%・豚肉65.2%・鶏肉77.3%と牛肉・豚肉・鶏肉すべての品目で国産志向がうかがえる結果です。

ここでは、毎日の食卓に登場する肉や卵を買うときに役立つ、生鮮食品の表示の見方をポイントをおさえてご紹介します。

【参考引用文献】
※社団法人JA総合研究所 畜産物等の消費行動に関する調査結果(H25年)

肉をかしこく選ぶには

肉は、毎日の食卓やお弁当にも大活躍の食材です。新鮮でよりよい肉を見極めたいものです。食肉の表示のポイントをわかりやすくまとめました。
畜産物の表示

畜産物の表示

■牛・豚・鶏など食肉に必要な表示
・名称(例:牛肉、牛ロース肉など)
牛肉・豚肉・鶏肉など獣畜の種類を表す一般的な名称が表示されています(ロースや焼肉用など部位や用途が表示されることもある)。
・原産地
国産の場合は、国産と表示されています(都道府県名や市町村名、その他一般に知られている地名でもよい)。
輸入品の場合は、原産国名が表示されています。
・内容量
グラムなどの単位で表示されています。
・消費期限又は賞味期限
・保存方法
冷蔵の場合は 10℃以下、冷凍食肉の場合は-15℃以下と表示されています。
・加工者(販売業者)の名称と所在地
加工者等の氏名又は名称、所在地が表示されています。

食肉の表示は様々な法律によって規定されています。食品衛生法、JAS法(農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)、牛トレーサビリティー法(牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法)、景表法(不当景品類及び不当表示防止法)、計量法などです。さらに食肉公正競争規約(様々な法律等を織り込んで総合的にまとめたもので、全国食肉公正取引協議会が食肉業界の意見を集約し、消費者庁及び公正取引委員会に申請し、認定を受けたもの)にも従っています。

※パック詰めされていないものの場合には、名称と原産地が表示されています。

【参考引用文献】
東京都 福祉保健局 健康安全部 食品監視課 食品表示リーフレット「大切です!食品表示」

新鮮な卵を選ぶには

卵の表示のポイントをわかりやすくまとめました。
卵の表示

卵の表示

■卵に必要な表示
・名称 
鶏卵、あひるやうずらの卵等、一般的に使用される食用鳥卵の名称。
・原産地
国産品には国産である旨が、輸入品には原産国名が記載されています。なお、国産品は養鶏場がある都道府県名や市町村名、その他一般に知られている地名で記載されていることもあります。
・選別包装者
・賞味期限
卵を生食できる期限。未開封の状態で、保存方法に記載されている方法に従い、保存された場合に、期待されるすべての品質の保存が十分に可能であると認められる期限を示す年月日のこと。
・保存方法
賞味期限は保存方法に記載されている方法で保存した場合の期限で、開封後や決められた方法で保存していない場合には、期限が切れる前であっても品質が劣化していることがあります。
・使用方法
生食、加熱用の別を記載。賞味期限を経過した後、食する際の注意事項などが記載されています。

※バラ売りの場合は、名称、原産地を立て札(POP)などで表示します。

【参考引用文献】
消費者庁・農林水産省 知っておきたい食品の表示

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