「ミュージアム島」とよばれるユールゴーデン(Djurgården)島
博物館・美術館が密集しているユールゴーデン島、緑に覆われていて大変美しい 写真:Ola Ericson/imagebank.sweden.se
こちらの記事も合わせてどうぞ>>>ストックホルム中心部のエリアガイド
子どもから大人まで楽しめる世界最古の野外博物館、スカンセン(Skansen)
年間を通して様々なスウェーデン行事が体験できる野外博物館スカンセン、クリスマスマーケットで賑わう広場 写真:Skansen
スカンセンで見逃せないのが併設している動物園と水族館です。ヘラジカやオオカミなど、北欧ならではの動物が多く飼育されており、スウェーデンに来たら、ぜひ立ち寄ってみてください。 小さな子ども向けには「小さいスカンセン(Lill-Skansen)」という動物園もあり、大人も夢中になって楽しめるのも見所の一つです。夏なら夏至祭、冬ならルチア祭といったように、年間を通じてスウェーデンの行事が楽しめるスカンセン。訪れた時期ならではのスウェーデンを味わってみてはいかがでしょうか。11月下旬から毎週末行われるクリスマスマーケットは、毎年大勢の人手で賑わいます。
なお、入園口が複数あり、敷地が広いスカンセンを効率よく見て回るのに欠かせないのが、園内の地図。入園の際に地図をもらい、場所を確認してから、順番に回りましょう。移動用の乗り物もあるので活用したいところ。見学には、最低でも2時間は見ておくとよいでしょう。
〈DATA〉
■スカンセン/Skansen
住所:Djurgårdensslätten 49-51, Stockholm
TEL:+46(0)8-442 8000
開園時間:10月~3月月~金曜10:00~15:00、土日曜 10:00~16:00、4月10:00~16:00、5月~6月中旬 10:00~18:00、6月下旬~8月 10:00~20:00、9月10:00~18:00 (イベント開催日は開園時間の変更あり)
休園日:なし
入場料:大人100~180スウェーデンクローネ、団体と65歳以上80~160スウェーデンクローネ、子ども(6歳~15歳)60スウェーデンクローネ、(時期や日にちによって入場料が異なる)ストックホルムカードにより無料
アクセス:地下鉄中央駅そばのバス停からバス44番、もしくは、トラム7ラインで、Skansen停留所下車、旧市街よりユールゴーデン行きの船でもアクセス可能。
スウェーデンの生活の歴史が見れる、北方民俗博物館(Nordiska Museet)
ユールゴーデン島の建物の中でも特に目を引く、北方民俗博物館 写真:Ingemar Edfalk/imagebank.sweden.se
北方民俗博物館を訪れたら、ぜひ見てほしいのが、1階のホールにある木の彫像です。スウェーデンの有名な彫刻家カール・ミレス(Carl Milles)による、最も有名王様、グスタフ・ヴァーサ(Gustav Vasa)王の像は一見の価値あり。館内には、売店とレストランに加えて、子どものための遊び小屋(Lekstugan)があり、1890年代の遊びを楽しむことができます。
〈DATA〉
■北方民俗博物館/Nordiska Museet
住所:Djurgårdensvägen 6-16, Stockholm
TEL:+46(0)8-519 54770
開館時間: 10:00~17:00、 9月~5月水曜10:00~20:00
休館日:なし
入場料:大人100スウェーデンクローネ、子ども(~18歳)無料、9月~5月水曜17時以降は無料、遊び小屋は子ども20スウェーデンクローネ、ストックホルムカードにより無料
アクセス:地下鉄中央駅そばのバス停からバス44番、Nordiska museet/Vasamuseet停留所、69,76番、Djurgårdsbron停留所下車、もしくは、トラム7ラインで、Nordiska museet/Vasamuseet停留所下車