ノーベル物理学賞、日本人3名が受賞しました。受賞者の出身大学は中村修二氏が徳島大、赤崎勇氏が京都大、天野浩氏が名古屋大。全て西日本の大学出身でした。

ところで、「ノーベル賞は京都大学が多い」なんて言われる事がありますが、ほんとうでしょうか? ちょっと気になったので過去の受賞者も含め出身大学や出身地を調べてみました。もしかすると「ノーベル賞をとりやすい地域」があるのかもしれません!

大学も高校も京都強し

まずは出身大学。残念ながら一番受賞者が多かったのは東京大学(東京帝国大学含む)でした。22名中7名。京都大学はその次で22名中6名。

ではそれ以外の大学は……? 「住みたい街 関西」ガイドとしてはやはり関西の大学が気になるので調べてみると、1校のみありました。神戸大学、22名中1名。ただ、その一人があのiPS細胞の山中伸弥氏。ちょっと嬉しい気分です。

続いては高校。関西の高校出身者は以下の通りでした。
  • 湯川秀樹(物理学)京都府立洛北高
  • 朝永振一郎(物理学)京都府立洛北高
  • 川端康成(文学)大阪府立茨木高校
  • 江崎玲於奈(物理学)私立同志社高
  • 福井謙一(化学)大阪府立今宮高
  • 野依良治(化学)私立灘高
  • 山中伸弥(医生理)大阪教育大学附属天王寺校舎
旧制中学出身者も現在の高校名を記載しています。22名中7名が関西の高校出身です。大阪府が3校(3名)、京都府が2校(3名)、兵庫県が1校(1名)。大学に引続き京都府が頑張っていますが、大阪府も負けていません。また7校中5校が国公立。私立は灘高と同志社高の2校でした。

大学も高校も国公立優勢!

ん?そういえば大学は東京大学と京都大学が多かったが他の大学は? と気になったので改めて見てみると、なんと22名中22名が国立大学!相当な偏りがあります。

この傾向は高校も同じで、22名中20名は国公立、19名が公立、上記の同志社と灘以外は全員国公立高校卒です。受賞者が国立大学卒しかいないのもなかなか不思議な現象ですが、受賞者がほぼ国公立高校卒というのはもっと不思議に思えます。私立進学校を卒業して国立大学に進んだという受賞者がいても良さそうなものなのに……。

ところでこの出身高校ですが、もう一つ法則性がありました。答えは次のページで!