住みたい街 関西/住みたい街の見つけ方[関西]

いかりスーパーは外車での買物客が多い、は本当か?

スーパーへの買い物は自転車で、というのが一般的と思いますが、「買い物に来てる人はみんな外車ばかり」といわれているのが「いかりスーパー」。いかりスーパーの展開する高級住宅街に外車が多いのは確かでしょうが、本当に外車ばかりなのか?だとしてらどれくらい?そんな素朴な(くだらない?)疑問に応えるべく「外車の数」を調査。「賃料相場」「公示地価」等も比較してその関係を考えてみました。

田中 和彦

執筆者:田中 和彦

住みやすい街選び(関西)ガイド

塚口、いかり

写真は「いかりスーパー」発祥の地である塚口店

阪神間を中心に展開する「いかりスーパー」には品物が良い=高級=金持ちのスーパーといったステレオタイプなイメージが強くあります。そのせいもあって「いかりスーパーの駐車場には外車しかとまってない」等とまことしやかにいわれたりしますが、さて、本当にそうなのでしょうか?

というわけで阪急神戸線沿線にある「いかり塚口店(阪急「塚口」駅)」「いかり夙川店(阪急「夙川」駅)」「いかり芦屋店(阪急「芦屋川」駅)」「いかり岡本店(阪急「岡本」駅)」の4店の駐車場に停まっている車にどれだけ外車が多いのかを調査してみました。結果は以下の通りです。

いかりスーパーでは3台に1台が外車! 

国産車と外車

 

 いずれも平日の午前中に調査しました。いちばん右の列が4つの駐車場に停まっていた外車と国産車の各々の台数で、左側は過去4年間の輸入車と国産車の新車登録台数の数値です。2007年から2009年にかけて毎年輸入車の比率が下がっている事がわかり、それはそれで勉強になるのですが、今回の趣旨はそこではありません。みたいのは「世間ではどれくらいの数の外車があるのか?」という事。

全国平均では過去4年間の新車登録のうち7.4%が外車。同じように「いかりスーパー4つの駐車場」での台数をみてみると、外車率は34.5%。なんと全国平均の約4.7倍という大変高い数値です。

ただし7.4%は「全国」での話。外車ディーラーが多くある首都圏や関西圏に限ってみると比較するべき元の数値が違ってきます。また、「普通のスーパーの駐車場」との比較もする必要があるでしょうが、そちらもまた機会があれば行ってみたいと思います。が、34.5%、すなわち「3台に1台は外車」というのはやはりすごい結果。ベンツに乗りたいが目立ちたくない人や、ベンツを見るのが大好き!といった方は「いかりスーパー」のお近くに住むのがおすすめですね。

次のページでは、気になる「4つの駐車場での内訳」ご紹介いたします。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます