ブラジル/リオデジャネイロの観光

リオデジャネイロのレストラン

世界的な観光都市リオ・デ・ジャネイロ。食事ができる場所はたくさんありますが、今回は「いかにもリオ」という雰囲気を味わえる、比較的安全で交通の便が良いお店をご紹介します。

東 リカ

執筆者:東 リカ

ブラジル・アメリカ・ポルトガルガイド

リオ・デ・ジャネイロの食事

feijoada

老舗コロンボのフェジョアーダ

ブラジルでは、3食のうち昼食をメインにするのが一般的。ブラジルを代表する食事、フェジョアーダ(豆と肉片の煮込み)やシュハスコ(ブラジルバーベキュー)もブラジル人にとっては、ディナーよりも基本、ランチのメニューです。特にフェジョアーダは、全国的に食べられる料理ですが、リオでは黒い豆を使うことが多く、水曜日か土曜日の昼に食べる習慣があります。

とはいえ、観光都市らしく多くのニーズに合わせて、ランチからスタートし、そのまま閉めずに、夜遅くまで開いているレストランも多くありますのでご安心を。

また、「暑いので、できればランチは軽くで十分」という方もご心配なく。水着が似合う身体を作ることに命をかける人が多い街なので、ヘルシーな食事もできますよ。

なお、リオの「郷土料理」として知られるものは特にありませんが、ポルトガル王室が置かれた歴史もあり、干し塩ダラ(バカリャウ)やシチュー(コジド)、焼き菓子など、ポルトガルの影響を受けたメニューも多いと言われています。また、海が近いこともあり、魚介類は比較的よく食べられます。

今回は、レストランのメニューはもちろん、環境も「リオらしい」お店をご紹介します。

120年の歴史をもつコロンボ

colombo

コロンボの2階にあるレストラン

1894年にオープンした「コンフェイタリア・コロンボ」は、リオで最も有名なレストランの1つ。アールヌーボー様式の美しい建物は、それ自体が観光名所になっています。

コロンボの1階は、カフェになっていて、1日中軽食やアフタヌーンティーを楽しむことができます。また、ランチタイムは、同フロアでお得なランチ限定メニューが提供され、近辺のサラリーマンなどで賑わいます。

また2階は、本格的なスペイン、ポルトガル料理のランチビュッフェを提供するレストランになっています。
お勧めは、土曜日のフェジョアーダのビュッフェ。欧州からの移住者にも喜ばれた様々な部位を使った本格的なフェジョアーダを楽しむことができますよ。

<Data>
■Confeitaria Colombo
住所:Rua Gonçalves Dias, 32, Centro
TEL: (21)2505-1500
営業時間:9時~20時 (2階レストラン「クリストヴァン」のビュッフェ:11:30 - 16:00、1階ランチタイム限定レストラン「カブラル」 月から金曜11:45 - 14:45)
定休日:日曜

コロンボのオープンカフェ

colmbo do forte

コパカバーナ要塞にあるオープンカフェ


「コンフェイタリア・コロンボ」の人気スイーツや軽食を、コパカバーナビーチやポン・デ・アスーカルといったリオを代表する景色と共に味わえるのが「コロンボ・ド・フォルテ・デ・コパカバーナ」。1763年、リオが首都になった時に作られたコパカバーナ要塞の中にあります。

この要塞自体も見学可能。早めに出かけて、テラス席を確保できたらいいですね。

<Data>
■Colombo do Forte de Copacabana
住所:Praça Cel Eugênio Franco nº1 Posto 6 Copacabana
TEL: (21) 3201-4049 / (21) 3201-4060
営業時間:10時~20時
定休日:月曜
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