ミュージカル/注目のミュージカルレビュー・開幕レポート

『フレンチ・ミュージカル・コンサート2014』の本気!(2ページ目)

がぜん勢いを増している、フランス語圏発のミュージカル。日本でもこの先、次々と上陸する予感がします。嬉しいことに、東急シアターオーブが自ら『フレンチ・ミュージカル・コンサート2014』を企画制作。世界で活躍中の実力派6人が、フランス語&英語でたっぷりとダイナミックな歌声を聞かせてくれます。

三浦 真紀

執筆者:三浦 真紀

ミュージカルガイド

バルジャン役者、ロベール・マリアン

肖像写真

ロベール・マリアン

さて、どんなキャストが出演するのか見てみましょう。

まずロベール・マリアン。『ノートルダム・ド・パリ』では、フロロ司教役で、ワルカッコ良い、アルファ波を発するような、麗しい美声を聞かせてくれました。『レ・ミゼラブル』のバルジャン役者さんとして世界的に有名で、歌声を聞いたら納得のバルジャン声!モントリオール、パリ、ニューヨーク、ロンドンでバルジャンを演じ、フランス語と英語の両方で演じられることでも知られています。

『レ・ミゼラブル』10周年記念コンサート(1995年10月8日のもの、DVD化もされています)では、世界のジャン・バルジャン17人のフランス代表として登場。この時、日本のバルジャンとして選ばれたのが鹿賀丈史さんです。バルジャンたちが「民衆の歌」を歌った時、コルム・ウィルキンソン→イギリス代表→ロベール→ドイツ代表→鹿賀さんの順。「ワン・デイ・モア」では隣同士に並んでいる姿をDVDで見ることができます。

ロベールは鹿賀さんのことを「よく覚えているよ!」とのこと。来日の際、マット・ローランと一緒に鹿賀さん主演の『シラノ』を観劇。楽屋を訪れて扮装姿の鹿賀さんと再会を喜んだそう。

また『レ・ミゼラブル』ブロードウェイ10周年記念公演では、プロデューサーであるキャメロン・マッキントッシュに抜擢され、バルジャンを演じました。今回、バルジャン歌ってくれるといいな~、と期待。

心を揺さぶるカジモド、マット・ローラン

肖像写真

マット・ローラン

マット・ローランは来日版『ノートルダム・ド・パリ』のカジモド役で、すごい声を持った人がいる!と驚いたものです。鋼のような強さと味わいのあるハスキーさが絶妙にミックスした歌声で、心の叫びがガンガン伝わってきました。

マットはカジモドの他、ケベック版『ロミオ&ジュリエット』のベンヴォーリオ役、『星の王子さま』の地理学者役、『ドラキュラ 愛と死の狭間』レンフィールド役などで活躍。歌手としても、ソロの他、ウクレレバンドLucky Ukeのメインボーカルとして活動中。最新アルバム「Matt Laurent」を聞いたら、とても心地よい上質のポップスでした。今回のコンサートではプロデュースにも携わるキーパーソンです。

伸びやかな二枚目声、リシャール・シャーレ

肖像写真

リシャール・シャーレ

リシャール・シャーレは来日版『ノートルダム・ド・パリ』のグランゴワール役。伸びやかで声量たっぷり、まっすぐでパワフルな二枚目声が印象的でした。

『ノートルダム・ド・パリ』グランゴワール役&フェビュス役、『Le Big Bazar』『les Adventures de Rabbi Jacob』『Il était une fois Joe Dassin』等に出演。歌手活動はもちろん、自ら舞台の企画、制作も手掛け、現在ミュージカル『ランボー』に取り組んでいます。今回はまた、あの伸びやかな声で「カテドラルの時代」を歌ってくれるかしら?
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