トルクメニスタンの女性と国際結婚するには?
トルクメニスタンでは、学生の場合、ある程度英語が通じました。公用語は、トルコ語にも近いトルクメン語ですが、ロシア語もソ連時代の名残で通じます。僕の拙いロシア語ではまともな会話にはなりませんけど。タシャウズにいた時、ちょうど、高校生が誕生日パーティーをやっていました。特にこのあたりは外国人はまだ珍しく、英語を勉強する学生たちは英語の会話がしたくて、僕たちのところに来てくれました。普通の快活な女子高生って感じです。
マリィという小さな街に泊まっていた時も、近くの学生たちが寄ってきました。女学生の一人は、ジャスティン・ビーヴァーの大ファンらしく、自分がジャスティンをいかに好きなのかを熱心に説明してくれました。学校について訊いてみると、子供たちは学校は楽しいと答えてくれました。僕の感覚では別に言論統制の結果とは思えませんでした。
中央アジアの女性は、東洋(モンゴロイド)と西洋(コーカソイド)が混じり合ったエキゾチックな美人が多いです。モンゴロイド系にペルシャ(イラン)系、アーリア系、アラブ系、ロシア系など様々な民族が混じった結果だと考えられます。キルギスやカザフスタンでは割と日本にもいそうな人もいます。しかし、ウズベキスタン、トルクメニスタンと行くに従って、より西洋的な顔、つまり濃くなります。ちなみにトルクメンとは「トルコ(テュルク)に似たもの」という意味なので、トルコ人と親近関係です。美人の地理学は面白いです。
前回、ニヤゾフ大統領が作ったいくつかの“トンデモ政策”を紹介しました。これはウズベキスタンで聞いて調べてみたのですが、もう一つ紹介しましょう。ニヤゾフ時代にトルクメニスタンの女性と外国人が結婚する場合、トルクメニスタン政府に1万~360万円の支払いを義務づける法律が作られました(現在も有効かは不明)。Wikipediaからの引用ですが、ニヤゾフ大統領の「トルクメニスタンの女性は小麦色で美しいのでそれだけ払う価値がある」との見解によるものだそうです。しかし、値段の幅はいったいどこから来て、誰がどのように決めるのでしょう!?
それでは本題の辺境ポップです。