日本の馬はなぜ凱旋門賞を勝てないのか

日本の馬はなぜ凱旋門賞を勝てないのか

競馬ファンはもちろんのこと、日本中のスポーツファンが固唾を飲んで見守った今年の凱旋門賞

ほとんどのテレビ局がニュースで扱うなどトップ級の注目を集めたが、期待を背に出走した日本の精鋭3頭は5着にさえ入れない大惨敗に終わった。

日本競馬とフランス競馬の違い

凱旋門賞においては、一昨年、昨年と当時の日本最強馬オルフェーヴルが挑戦し、どちらも2着に健闘していただけに、最強馬を揃えた今回は期待された。

とりわけ3歳牝馬のハープスターには期待が集まった。レース終盤の決め手が現役ナンバーワンともいえる馬で、しかも3歳牝馬は斤量(騎手と重りの合計重量)で有利だったからだ。

また、ジャスタウェイはレイティングと呼ばれる馬の強さを示す総合指数で今年の世界ランキング1位の名中距離馬。そしてゴールドシップは日本のG1レース(国内で最高グレードのレース)を5勝もしている名長距離馬。

タイプの異なる最強馬を3頭揃えた今回は日本史上最強の布陣だった。

だがそれが全く歯が立たなかった。そのわけは日本とフランスの競馬に「違い」があるからだ。