スノーボードウェア選びは見た目だけでなく機能性も重要
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スノボウェアの選び方のポイントとは
スノーボードウェアというとダボダボでゆったりしたものをイメージする人も多いかもしれませんが、近年はダボダボの太目のウェアから、シュッとした細めのウェアまで色々なシルエットのウェアが販売されています。中には「コレがスノーボードウェア!?」と思ってしまうようなデザインのウェアもあり、お店に行くと本当にたくさんの種類が並んでいます。
ウェアはスノーボード用品の中でも、特に種類が豊富で一番悩んでしまうアイテムです。
ウェア選びでは、デザインや見た目も非常に重要な要素です。雪山という環境で使用するわけですから、機能にも注意しなければいけません。たとえデザインがどんなに良くても、機能がイマイチではスキー場で快適に過ごすことができませんから。
では、ウェアを選ぶ際にチェックすべき機能をいくつか紹介します。
スノボウェア選びのポイント1. サイズはデザインによって異なる!
S/M/Lなど、おなじみのサイズの表記はありますが、着てみるとメーカーによって大きさはかなり違います。必ず、試着をしてサイズを確認してから購入しましょう!また同じサイズのウェアでもデザインによって見た目はこんなに違いますよ。
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細めのウェア
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太目のウェア
同じサイズでもシルエットも違うし、履き心地も大きく違います。
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細めのシルエット
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太目のシルエット
【試着するときのポイント】
ゲレンデで着用するときのことを考えて、お尻パッドやプロテクターなどをウェアーの中に着る人はそれらを着用した状態で試着することをオススメします! できるだけ、滑るときと同じ状態で試着すると良いですよ。屈伸をしたり、ヒザやヒジを曲げ伸ばしして動きやすさもチェックしましょう。
スノボウェア選びのポイント2. 耐水圧・透湿性
・耐水圧→どれだけ濡れにくいか・透湿性→どれだけ蒸れにくいか
「雨や雪は通さないが、汗は通す」というこの2点が、ウェアでは非常に重要な機能になります。耐水圧と透湿性はウェアのタグなどに書いてあることが多いので確認してみてください。
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耐水圧、透湿性のタグ
「耐水圧」
耐水圧は一般的にスノーボードウェアでは2000mm~30000mm位までのものが販売されています。この数字が小さいほど濡れやすく、大きいほど濡れにくいと考えてください。
耐水圧の目安としては……
・20000mm:嵐・みぞれ
・10000mm:大雨
・2000m:雨
・500mm:小雨
ちなみに傘の耐水圧というのは、250~500mm程度と言われています。スノーボードではお尻をついたり、膝をついたりすることが多いので10000mm程度の耐水圧があれば安心です。
濡れにくいウエアが欲しいと思っている人なら耐水圧10000mm以上のウェアを選ぶと良いでしょう。
「透湿性」
体を動かしていれば汗をかきますが、汗(水蒸気)をウェアの外に逃がすことができなければ当然ウェアの中が濡れてきてしまう事になります。
汗をかいても蒸れないウェアを選ぶのであれば透湿性5000g以上の物にしましょう。
【まとめ】
初心者の人や、初めてウェアを買う人であれば「耐水圧 10000mm」「透湿性 5000g」を目安に選んでいくと良いでしょう。
スノボウェア選びのポイント3. 機能
・リフトパスケース(リフト券を入れるところがあるか)・パウダーガード
・ドローコード
・ポケットの位置や大きさ
これらの機能はあったら便利なものばかりです。自分の選んだウェアにはどんな機能が付いているのか、しっかり確認しましょう。
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