販促プロモーション/販促・プロモーションの基礎知識

DMのポイント その3 DM制作のポイント

手間ヒマかけて送り先のリストを作り、工夫を凝らして開封してもらったDM。1件でも多くの反応が欲しいところです。今回は、反応率の高いDMを制作するために気をつけるべきポイントについてご紹介します。

横井 孝治

執筆者:横井 孝治

介護・販促プロモーションガイド

貴重な時間とコストをかけてDMを送る以上、1件でも多くの反応を獲得することは大きな目標となります。そのために重要なのは、前回に学んだ開封率を上げるためのテクニックと、今回ご紹介する反応率を上げるためのポイントです。

DMの反応件数は、下記のような式で表すことが可能です。

DMの反応件数=配布数×(開封率×反応率)
 

なぜ、DMリーフレットに反応しないのか

せっかくDMを出す以上、反応率アップは重要な課題です

せっかくDMを出す以上、反応率アップは重要な課題です

そもそもDMを開封してリーフレットを読んだ人が思うように反応してくれないのには、どのような理由があるのでしょうか?

実はDMリーフレットとチラシの反応率が上がらない理由はよく似ています。ここでは代表的な原因のリストをご紹介するので、詳細についてはチラシの反応率についての記事をご覧ください。

【DMリーフレットの反応率が上がらない理由】

  1. 自分には関係の無いものだと思われている
  2. ベネフィットがわかりにくい
  3. DMリーフレットに書かれていることが信用できない
  4. コピーが稚拙で、書かれている内容に共感できない
  5. DMリーフレットのデザインがわかりにくい

 

反応率が高いDMリーフレットの構成要素

では、どのような要素を掲載すれば、DMリーフレットの反応率が良くなるのでしょうか?

こちらについても、DMリーフレットとチラシは非常によく似ています。ここでは重要な構成要素のリストをご紹介するので、詳細についてはチラシの構成要素についての記事をご覧ください。

【反応率を上げるためのDMリーフレットの構成要素】

  1. ターゲットへの呼びかけ
  2. キャッチコピー
  3. 選ばれる理由
  4. 商品・サービス詳細
  5. 具体的な裏付け(エビデンス)
  6. オファー
  7. リスクヘッジ
  8. クーポン
  9. 連絡先


では、DMとチラシはまったく同じ内容のもので良いのでしょうか?

場合にもよりますが、「反応率を高める」という観点から言うと、DMならではの違いがあります。それが、DMリーフレットと一緒に同封される「セールスレター」です。

  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます