『地獄先生ぬ~べ~』
日本テレビ系土曜21:00~原作:真倉翔/岡野剛
脚本:マギー、佐藤友治
演出:佐久間紀佳、池田健司、明石広人、松山雅則
プロデューサー:戸田一也、小泉守
チーフプロデューサー:伊藤響
主題歌:関ジャニ∞「がむしゃら行進曲」
出演:丸山隆平、桐谷美玲、速水もこみち、知英、山本美月、知念侑李、遠山俊哉、山田親太朗、柴田美咲、優香(友情出演)、マキタスポーツ、坂上忍、高橋英樹
生徒役:中川大志、吉沢亮、佐野岳、清水一希、松井愛莉、佐野ひなこ、水谷果穂、中村ゆりか、高月彩良
「童守高校に赴任してきた鵺野鳴介・通称ぬ~べ~(丸山)は熱意が空回りして生徒からもバカにされているダメ教師。しかし彼には鬼の力を封印した左手を持ち、霊能力を駆使して妖怪や悪霊にとりつかれた教え子たちを命がけで守る裏の顔があった。」
1993年から1999年まで連載された人気少年マンガ(2014年から新連載も始まっている)のドラマ化である本作。『怪物くん』や『妖怪人間ベム』など妖怪ものが多いこの枠ですが、今のタイミングだと『妖怪ウォッチ』との相乗効果が期待できる?気になるのは大人キャラ側のキャストが弱いところ。むしろ生徒キャラ側の方が強力ですが、それも原作は小学校だったのをキャストありきで高校生に改変していると、前評判はあまり良くありません。いかに原作のイメージを拭い去れるかがポイントでしょう。
10月12日(日)スタート
『ごめんね青春』
TBS系日曜21:00~脚本:宮藤官九郎
演出:山室大輔、金子文紀、福田亮介
プロデュース:磯山晶
主題歌:関ジャニ∞「言ったじゃないか」
出演:錦戸亮、満島ひかり、永山絢斗、重岡大毅、波瑠、トリンドル玲奈、川栄李奈、白洲迅、黒島結菜、森川葵、小関裕太、鈴木貴之、矢本悠馬、富山えり子、久松郁実、船崎良、竜星涼、斉藤由貴、森下愛子、えなりかずき、中村静香、緋田康人、宍戸美和公、植木夏十、津田寛治、坂井真紀、生瀬勝久、風間杜夫
「仏教系の男子校・東高(とんこー)とカトリック系女子校・三女(さんじょ)。偏差値に劣る東高生は三女の生徒からバカにされていたが、100mの距離に隣接する両校は共に少子化による定員割れと経営難により合併の噂があった。しかし14年前に起こった未解決事件のために両校には深い溝が。その事件が原因で母校にとらわれてきた教師の原平助(錦戸)は平行線をたどる合併話のなか、ある提案をする。」
あまちゃん後のクドカン初連ドラは『木更津キャッツアイ』 『マンハッタンラブストーリー』などでおなじみの、磯山晶プロデューサーとのコンビ。”イジメ・学級崩壊・妊娠のない学園ドラマ”だそうですが、かつて日曜20時にあった日テレ青春シリーズの現代版みたいなるのでしょうか。男子生徒を入れ始めた元女子高といえば舞台の『おれは男だ!』を思い出します。これまで「視聴率は悪いがDVDは売れる」と言われていたクドカンドラマですが、『あまちゃん』の大ヒットで変わってくるか?
10月13日(月)スタート
『信長協奏曲』
フジ系月曜21:00~原作:石井あゆみ
脚本:西田征史
演出:松山博昭、金井紘、林徹
プロデュース:村瀬健、羽鳥健一
主題歌:Mr.Children「足音~Be Strong」
出演:小栗旬、柴咲コウ、向井理、藤ケ谷太輔、夏帆、藤木直人(友情出演)、濱田岳、高嶋政宏、山田孝之、柳楽優弥、阿部進之介、西田敏行、生瀬勝久、澤部佑、でんでん、前田吟
「修学旅行で時代村にきたサブロー(小栗旬)は修学旅行で道に迷い、壁から落下。目覚めると自分にそっくりの織田信長(小栗・二役)にであう。彼は自分の代わりに信長として生きてくれないかといい、サブローは時代村のアトラクションだろうと思い引き受ける。やがて命のやりとりが行われるに及んで、本物の戦国であることに気づく。」
タイムスリップによる時代ものということで、制作側のねらいは『JIN -仁- 』の線でしょうが、『信長のシェフ』や映画『幕末高校生』など不発も多いのでどうなるか?前クールは木村拓哉が盛り上げてくれたし、小栗旬はコケ確実といわれた実写版『ルパン三世』をヒットさせ、上げ潮ではあります。村瀬プロデューサーが天海祐希主演の『女信長』を担当して、みごとにコケたという不安要素はありますが、失敗を糧にしてうまくいくこともあるでしょう。後に映画化も控えています。
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