ニシャンタシュ地区／イスタンブール新市街(2ページ目)

ニシャンタシュの宿泊施設

ニシャンタシュには元々ヨーロッパ風の歴史的建造物が多く残っていますが、こうした建物をリノベーションして作られたオシャレなデザインホテルが多いのが特徴です。このうち、ガイドがおすすめする2つのデザインホテルをご紹介します。

１．「ザ・ハウス・ホテル」
ザ・ハウス・カフェといえば、今やイスタンブール中に支店を持つ大人気のカフェ。建築家の友人同士が立ち上げたというだけあって、内装のおしゃれさがとりわけ人気の源となっていますが、そんなザ・ハウス・カフェブランドのホテルがニシャンタシュにあります。ザ・ハウス・ホテル・ニシャンタシュは、ベーシックを基調としながらも洗練された内装デザインで世界中から人気を集めているホテル。おもての喧騒を感じさせない、ゆったりとしたデザインのなかで静かな「わたし」時間が過ごせます。

＜DATA＞
■The House Hotel Nisantasi
住所：Abdi Ipekci Cad. No:34 Nisantasi
TEL：0212-224-5999
価格：260ユーロ～

２．「ソファホテル」
イスタンブールのデザインホテルとして高い人気を誇るのが、このソファホテルです。ニシャンタシュのど真ん中に位置しており、その特徴はなんといってもホテル内に美術ギャラリーを備えていること。世界的にも人気が高まっているイスタンブールのアーティストたちを中心に様々な作品が飾ってあり、中は博物館さながら。ここではイベントも行われることが多く、いわゆる文化芸術のスポットとしても機能しています。ホテルとしてもかなり洗練されたデザインで、しっとり大人の時間を過ごしたい人にはおすすめ。

＜DATA＞
■The Sofa Hotel
住所：Tesvikiye Cad. No:41-41A, Nisantasi
TEL：0212-368-1818
価格：270ユーロ～

ニシャンタシュのレストラン・カフェ

ニシャンタシュは、とりわけ高級ブランドとレストラン・カフェが発達した町。レストランとしては、内装デザインもさることながら、料理の中身でもかなりレベルが高いのが特徴です。あまりに多くのレストランがありすぎて迷ってしまうと思いますが、そんな中から選りすぐりの3店をご紹介します。

１．「デリカテッセン」
デリ部門と食事部門の両方が同居するデリカテッセン。内装デザインは落ち着きを感じさせ、メニューには美味しいごはんが目白押し、とうれしいことだらけ。ニシャンタシュにあるレストランは、とかく内装デザインがいいだけで味が伴わないことが多いのですが、ここは料理の美味しさでも高い評価を受けており、いつも外国人を含むお客さんで大賑わい。おすすめは、スズキのピラフ包み（32.5トルコリラ）です。

＜DATA＞
■Delicatessen
住所：Mim Kemal Öke Cad. No:19 Nisantasi
TEL：0212（225）0604
２．「カンティン」
フード誌の撮影コーディネーターだったシェムサさんがオープンしたデリカテッセン＆カフェ。専売農家から直接買い入れた季節モノの食材で創作料理を作り続けるシェムサさんの料理は、イスタンブールで瞬く間に人気を博し、食の安全と美味しさを追求したレストランの先駆けとなりました。今でも多くの時間をカンティンのキッチンで料理研究にあてているシェムサさんがUPするメニューは、毎日のように変化するのでいつ行っても魅力たっぷりのレストラン。そんな中、人気が高いため定番メニューとなったパリパリピザは絶品です！

＜DATA＞
■Kantin
住所：Akkavak Sok. No:30, Nisantasi
TEL：0212-219-3114

３．「ヒュンキャル・ロカンタス」
モダンな欧米料理のレストランが並ぶニシャンタシュで、地道に伝統的なトルコ料理レストランをサービスするオスマン料理レストラン。ファーティヒ支店のオープンが1950年という老舗で、名前の元となった「ヒュンキャル・ベーエンディ」（29トルコリラ）は特におすすめの一品です。これは焼きナスの中身をヨーグルトと和えてトロトロにしたペーストにグリルした肉をのせるというコンビで、炭焼きナスの香りや柔らか肉が極上。この他、トルコ特有の野菜料理メニューも充実しており、由緒正しいトルコ料理がヘルシーにいただけるお店です。

＜DATA＞
■Hunkar Lokantasi
住所：Mim Kemal Oke Cad. No:21, Nisantasi
TEL：0212（225）4665