子供のしつけ/子供のしつけ関連情報

子どもと約束しておきたいスマホ・携帯の使用ルール(3ページ目)

スマホや携帯電話の本当の恐ろしさを知らずに使用している子ども達が多くいます。その現状を深刻に受け止め、子ども達がネット被害に遭わないよう、また加害者にならないよう、何をするべきなのかを考えていきましょう。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

子どもに伝えなければならないこと

a

ネットの付き合いと現実を混同しないよう教えなければならない

・インターネットというものは、瞬間的に全世界に情報が流れ、一度流れた情報を完全に消すことは不可能である

・ネットでの付き合いと現実とを混同しない

・ネットのやり取りだけで相手を見ぬくことはできないので、自分が騙されるはずがないなどと自分を過信しない

・自らの恥ずかしい写真を送った相手が拡散すれば、完全に消去することは不可能なので、現在、いくら大切な人の頼みでも聞き入れてはならない

・軽い気持ちで投稿した写真の位置情報から自宅を特定され、名前や住所を公開されることもあり、家族にまで大きな迷惑をかけることもある

★ネットの恐ろしさの理解度は大人でもかなりの格差があるようです。まずは、私達大人がネットの恐ろしさについて勉強する必要があります。

★親自身がネット依存症になり、子どもに見向きもせず、ネットゲームやLINEに夢中になっている光景を街で見かけることがあります。大人は子どもの手本になるべき存在であることは言うまでもありません。今一度、自分の行動も振り返ってみましょう。

相談窓口

◆ 内閣官房インターネット上の違法・有害情報対策
http://www.it-anshin.go.jp/

◆ 違法・有害情報相談センター
http://www.ihaho.jp/
◆ 法務省人権擁護局
http://www.moj.go.jp/JINKEN/

◆ インターネット・ホットラインセンター
http://www.internethotline.jp/

私自身、子ども達が高校生の頃、まだスマホは普及しておらず、携帯でしたが、それでも、勉強の邪魔だと感じていました。けれど、家庭だけではどうすることもできず、国の法律で、高校生以下は「携帯は使用禁止」にしてもらえないかと思ったほどでした。

それがスマホになれば、なおさらです。現に大人の私でも、仕事の合間に、ついついLINEやフェイスブックなどで時間を割いてしまうことがありますから、子ども達がのめり込みたくなる気持ちはわかります。

しかしながら、子ども達にとってはあまりにも危険です。家庭と学校が一体となり、子ども達を守っていかなければなりません。

【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonでしつけ関連の商品をチェック!楽天市場でしつけ関連の書籍をチェック!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます