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勉強をしていても、ついついLINEに時間を割いてしまう

今の私たちにとって、スマホや携帯電話(以下 携帯)はなくてはならない存在になっており、子ども達の使用状況にも年々変化が見られますが、ネットの恐ろしさを知らずに使用している子ども達も多くいます。

私たち大人は、この現状を深刻に受け止め、子ども達がネット被害に遭わないよう、また、加害者にもならないよう、何をするべきなのかを考えていかなければなりません。

子ども達のスマホ・携帯の使用状況

高校生では、平成23年度で7.2%だったスマホ所有率が、25年度には82.8%にもなり、中学生、小学生は、それぞれ、約5割、1割台後半となっています。また、スマホと携帯を合わせた所有率は、小中高でそれぞれ、4割近く、5割強、10割近くとなっています。

さらに、スマホ・携帯でインターネットを利用している青少年のうち、約4割が2時間以上インターネットを利用。平均時間は約107分となっています。このような子ども達の使用状況に比例し、被害やトラブルも増え続けています。

スマホ・携帯による被害やトラブル

■誹謗中傷やいじめ
・ブログや掲示板などで実名を出され、誹謗中傷する内容が書き込まれていた
・無断で顔写真などを掲載され、事実無根の書き込みをされていた
・LINEのグループでいじめがあった

■ウイルスの侵入や個人情報の流出

・WEB上に電話番号やメールアドレスなど個人情報を書き込んでしまい、広告メールやスパムメールが大量に送られ、知らない人から電話がかかってきた

■高額請求
・アダルトサイトの年齢確認ボタンを押しただけで、会員登録されてしまい、高額
料金を請求された
・無料ゲームだったが、多くの有料アイテムを購入してしまい、高額料金を支払った
・ネットショッピングで代金を支払ったのち、届いた商品は偽物だった

■違法行為
・違法ゲームソフトだと知らずにダウンロードしてしまった
・薬物販売サイトで、知らずに違法薬物を購入してしまった
・著作権侵害だと知らずに、ブログに画像を掲載してしまった

■性的被害
・出会い系サイトで知り合った人に呼び出され、性犯罪被害に遭った

■ネット依存
・夜遅くまでメールやネットに夢中になり、生活が乱れた
・LINEなどに時間を割かれ、勉強が手につかず、成績が悪くなった

「全国学力・学習状況調査」(2014年度)の結果、スマホ・携帯の使用時間が短い児童・生徒ほど学力テストの平均正答率が高い傾向が見られると報告されています。

このような被害やトラブルなどを避けるため、使い方のルール作りは必須です。そして、家庭と学校が一体となることで、大きな効果が得られます。ルールを作る際は、親や教師が一方的に作るのではなく、子どもと一緒に、ネットの怖さを勉強し、一緒にルール作りをすることが重要です。