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あなたはNew3DSに買い替るべき人か?(2ページ目)

ニンテンドー3DSの新バージョン、Newニンテンドー3DSが発表されました。ボタンやスティックが追加されたり、3Dブレ防止機能がついたりと、色々パワーアップしているみたいですが、それって買い替えるべき、と悩んでいる方もいるかもしれません。そこで今回は、あなたがNewニンテンドー3DSに買い替える人なのかが分かる、3つのチェックポイントをご用意してみました。

田下 広夢

執筆者:田下 広夢

ゲーム業界ニュースガイド

ボタン操作だけでゲームを遊びたい人

New3DSの図

L、Rボタンの奥側というか、内側に、ZL、ZRボタンが追加されました。

3DSで遊ぶ時に、タッチペンの出し入れがメンドウだと感じる人、タッチパネルを使わずボタン操作だけで完結している方が嬉しい人、こういう人にもNew3DSはオススメです。

New3DSで3Dブレ防止機能以外に、劇的に変わっている点は、ボタンとスティックです。右側にCスティックを配置、これは右手で使う方向キーで、多くの場合は視点移動や、照準などに使われるものと想定されます。それからこれまでのLボタン、Rボタンのさらに内側に、ZLボタン、ZRボタンも追加されます。

おそらく、これらの追加されたボタンが無いと成立しないゲームというのは、それほどたくさん発売されることはないでしょう。何故なら、これまで3DSシリーズは1,600万台以上も販売されていて、旧3DSユーザーが遊べないゲームは売り上げが落ちる可能性があるからです。

じゃあ、どうなるか、おそらくはどちらでも遊べるが、New3DSの場合は、タッチパネルに割り振られた操作をボタンでも行うことができる、こういう対応の仕方が多くなると考えられます。その場合のタッチパネルの操作は、タッチパネル特有の絵を描くような操作ではなく、視点移動やショートカット操作などが割り振られる可能性が高いです。

同時発売のモンスターハンター4GではCスティックに視点移動が割り当てられることでかなり快適に遊べます。また、ZR、ZLを左右の視点移動に割り当てることも可能です。

3DSにおけるモンスターハンターシリーズでは視点操作をどこでやるか、というのが操作関連の課題で、タッチパネルに疑似的な十字キーを表示したり、ボスモンスターの方向を一発で向くターゲットカメラというシステムを作ったり、右スライドパッドを追加する周辺機器の「拡張スライドパッド」発売してみたりと工夫を重ねていましたが、New3DSだとこれらの問題がスッキリした形で解決されます。

ボタンとタッチパネルを行き来することが少なく、できるだけボタン操作だけで操作が完結している方が快適だ、と思う人にはNew3DSはオススメです。逆に、タッチパネルの特徴を駆使したゲームが好きな人には、New3DSのボタン追加はそれ程大きな意味は無いかもしれません。

今持っている3DSがLLでない人

3DSの図

LLじゃない方の3DSからNew3DSに買い替えると、ぐっと使い勝手が良くなります

ニンテンドー3DSLL(以下3DSLL)を持っている人にはオススメではない、ということでもないんですが、LLではない小さい方の3DSをお持ちの方には、New3DSはとてもオススメです。

というのも、3DSが進化してきた流れとして、小さい3DSから、3DSLLになった時点で、例えばHOMEボタンが押しやすくなっていたり、3Dボリュームスイッチが勝手にオンになったりオフになったりしないようにカチッとひっかかりをもって切り替えられるようになったり、あるいは、下画面の枠が上画面について汚れないように、小さなポッチがついていたりと、細かいところで随分使いやすく進化していました。

【関連記事】
画面の大きさ以外の3DSLLの良いところ(AllAboutゲーム業界ニュース)

New3DSではそれらの進化を土台として、さらに使いやすくなっていたり、様々な機能が追加されているわけです。しかも、小さい方のNew3DSでは画面サイズが約1.2倍になっていたり、別売りの「きせかえプレート」で本体外側のプレートを自分の好きにカスタマイズできたりと、New3DSLLにはない進化も。

つまり小さい方の3DSをNew3DSに買い替えると一気にグレードアップするわけです。頻繁に3DSでゲームを遊ぶ人で、3DSLLではなく、小さい方の3DSをお持ちの方は、買い替えるとゲームライフがぐっと快適になるんじゃないでしょうか。

最後に、紹介しきれなかったNew3DSの進化について、ざっとお話して終わりたいと思います。
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