はじめに

第三回目は、講座の選択についてお話をいたします。世の中には多種多様な行政書士試験対策講座があります。その講座の中で、合格の近道にできる講座を選別するポイントを3つお話いたします。

ポイント1 講座の個性を理解する

行政書士試験対策講座は、大手資格予備校から進学塾、行政書士事務所の主催のものまで、いろいろあります。対象者は、初心者向けからすでに勉強を始めている人向けまで、受講期間も、3、4ヶ月のものから約1年間のものまで様々です。

他にも、例えば、テキストの記載方法にも個性があります。文章を中心に理解させるもの、図表を中心に一覧性や視覚で理解させるもの、理由を丁寧に記して理解を重視するもの、結論だけを記し暗記を重視するものなど、予備校ごとに「個性」があるのです。しかし、人によって文章の方が頭に入る人もいれば、図表の方が理解できる人もいるでしょう。受験生にも「個性」があるのです。このように、自分に合う講座と合わない講座が存在します。

一年間勉強することや試験範囲が広いことを考えると、自分に合った講座を選択して、勉強の負担を軽くするべきです。自分の足(自分の個性)に合わない靴(講座の個性)を履いていると、だんだん靴擦れがひどくなるように、カリキュラムが進めば進むほど授業についていけなくなります。試し履きをするように必ず講座の個性を確認してください。

講座の個性は、体験講義、教材のサンプル、無料視聴などで確認できます。なお、自分の個性がわからない方は、複数の講座を試した上で、講師の言葉やテキストの文章が頭に入ってきやすい講座を選びましょう。大手予備校だから、評判がいいからなどの情報だけでなく、自分の感覚を大切にしてください。

ポイント2 勉強環境を考慮して講座を選択すること

ただ、どんなに自分に合っている講座を選択しても、勉強環境が整っていなければ合格できません。なぜなら、行政書士試験合格に必要な勉強時間を10とするならば、講座に費やす時間は3くらいで、残りの時間は自習に使うからです(自習の時間は、講座の復習や問題演習を行います)。

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勉強を習慣化させることでぐっと合格率が増します。

つまり、どんなに良い講座でもただ受講するだけでは合格できないということです。自習する勉強環境がとても大切です(なお、勉強環境についてはこちらの記事をご覧ください)。例えば、予備校までの移動時間がかかりすぎるのであれば、勉強時間が削られることになるので不適格です。

また、勉強環境を考えると、予備校の自習室が利用できるか否かというのは大きなポイントです。会社が終わると予備校に行き、週二日は講座を受けて、その他の平日は自習室で勉強してから帰宅する。これが、会社勤めの人の最高の勉強環境です。予備校に通うことが習慣化し、勉強習慣が身につきます。