スウェーデン/ストックホルム基本情報

ストックホルム市内の移動・交通手段(3ページ目)

スウェーデン旅行の拠点となるのが首都ストックホルム。中心部は徒歩で回ることもできますが、地下鉄、バス、トラム、タクシーなど、市内の交通機関を利用すれば、行動範囲も広がり効率的に観光ができます。ここでは、チケットの購入方法などストックホルム観光で知っておくとよい市内の交通機関とストックホルムパスをご紹介します。

サリネン れい子

執筆者:サリネン れい子

スウェーデンガイド

SL以外のストックホルム市内移動・交通手段

地下鉄、バス、郊外電車、トラムなどSLが運営している公共交通機関以外にも、ストックホルム市内の移動手段として、フェリーやボート、タクシー、レンタサイクル、ホップオンバスなどがあります。これらの移動手段も観光の目的や時間などを考慮し、うまく活用して有意義にストックホルムを観光してほしいと思います。
 

水の都らしい移動手段、フェリーやボート

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旧市街とユールゴーデン島を結ぶフェリーも移動に使いたい 写真:Waxholmsbolaget

いくつもの島が繋がって出来ているストックホルムらしい移動手段に、水上を利用したフェリーやボートがあります。年間を通じて運行されているのがユールゴーデンフェリー(Djurgårdsfärjan)。 ガムラスタン島とユールゴーデン島を結んでいるこのフェリーは、SLのチケットのAゾーンとなっており、SLのチケットで乗車することができます。夏の観光シーズンには、市庁舎の近くの乗り場からドロットニングホルム城やバックスホルムなどの観光地を結ぶフェリーも出ており、移動と観光の両方を一度にできるこの交通手段をぜひ楽しんで下さい。
 

悪質なタクシードライバーに気をつけたい、タクシーの利用

taxi020

黄色の車体が目印の「タクシー020」、悪質なタクシードライバーに気をつけよう 写真:Taxi020

公共交通機関に比べると値段が高くなりますが、荷物の多いときなどに利用したいのがタクシーです。ストックホルムで簡単にタクシーを捕まえるには、ホテルや駅前、主要施設などのタクシー乗り場を利用するか、電話で予約を入れる方法があります。流しのタクシーを拾うことも可能ですが、場所と時間帯よっては難しいこともあります。


 
料金は、初乗りの基本料金45クローネから、メーター制で上がっていきます。深夜や週末割り増しあり。乗る前に行き先を告げ、料金を交渉することも可能で、チップは不要。観光客を狙った悪質なタクシードライバーが問題となっており、ストックホルムでのタクシーの利用には、黄色い車体が目印の「タクシー020」、もしくは「タクシー・ストックホルム150000」をお勧めします。両社ともホームページからの予約やメールでの予約可能。

タクシー020の予約電話番号は、020−202020
タクシー・ストックホルム150000の予約番号は、08−150000
 

 

夏のお勧め移動手段、レンタサイクル

4月1日から10月31日の間は、ストックホルム・シティバイクのレンタル自転車を利用することが出来ます。時間を気にせずに移動できるレンタサイクルは、気候のよい夏の間にお勧めの移動手段です。3日間レンタサイクル利用カードが165クローネで、コンビニエンスストア、SLのインフォメーションセンター、ユースホステルなどで購入できます。 ストックホルム市内のいたるところに駐輪場があり、1回3時間までの利用で、どこからも乗り捨てが可能です。

*ストックホルム・シティバイクの詳しい情報はこちら
 

ホップ・オン・ホップ・オフバスとボート

hoponbuss

観光の要所を結ぶホップ・オンバスは、日本語の解説テープもあり、利用価値あり

ストックホルム市内を走る赤と緑の2階建ての観光バスが、ホップ・オン・ホップ・オフ観光バス。ストックホルム市内の主要観光地、21カ所を結んで走っており、24時間もしくは72時間有効のチケットを購入すれば、何度乗っても降りてもOK。時間がないけど、ストックホルムをぐるりと見て回りたいという方は、1時間半ほどで一周できます。バスには、トイレとWiFiを完備しており、テープ音声による日本語での解説もあり。夏の間は、ボート版もあります。

*ホップ・オン・ホップ・オフバスとボートの詳しい情報はこちら

 

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