前回の記事では、東京・王子にある「お札と切手の博物館」をお届けしました。今回は横浜の山下公園やマリンタワーなどにほど近い「日本郵船歴史博物館」についてご紹介します。

日本郵船歴史博物館

日本郵船博物館。ギリシア・コリント様式の壮麗な建物がとても印象的。

この記事では、ページごとに次のような順に解説していきます。
  1. 日本郵船とはどんな会社か、日本郵船歴史博物館とはどんな博物館か。
  2. 日本郵船のルーツとその歩みについて
  3. 日本郵船歴史博物館周辺にあるお薦めのスポット
適宜、必要な部分から読み進めていっていただければと思います。

そもそも「日本郵船」とは?!

「日本郵船」は国内最大手の(かつては世界最大だった)海運会社です。サザエさんの登場人物フネを使ったコマーシャルなどは、見覚えのある方も多いのではないでしょうか。

サザエさんのコマーシャル

サザエさんを使った日本郵船のプロモーション。

会社名に郵便の「郵」の字が入っているのは、かつて郵便を運ぶために設立した国策会社「日本国郵便蒸気船会社」だった名残です。現在は三菱系の民間企業ですが、実は郵便局の遠縁の親戚筋のような会社でもあります。

「日本郵船歴史博物館」について

日本郵船歴史博物館」は日本郵船の企業博物館で、2003年に旧横浜支店を改修して博物館としてオープンしました。2006年に歴史的な建造物の保全や地域貢献といった面が評価され、ベルカ(BELCA)賞のベストリフォーム部門にも輝いています。

博物館の入口

日本郵船歴史博物館の入口。

最寄駅はみなとみらい線馬車道駅(6番出口)ですが、JR関内駅から徒歩8分、桜木町駅から徒歩12分なので、軽いお散歩気分で歩けます。入場料は大人400円(中学生・高校生・シニア250円)で、山下公園の氷川丸にも入れるセット券が大人500円です。なお、ちょっとした裏技ですが、時おり日本郵船の株主に配られる招待券がチケットショップなどに並ぶこともあり、こちらだと正規の入場料の半額程度で購入することができます。

日本郵船横浜支店

「日本郵船横浜支店」の表記の残る通用口。

次のページでは、日本郵船の歩みを見ていきたいと思います。