バトミントンのダブルス・シングルのコートの違いとは?
一般的な体育館にあるバドミントン用のコートは、12本のラインから構成されています。ネットと並行した線が6本、ネットに垂直な線が6本(内2本はセンターライン)です。これはダブルスとシングルスの両方で使えるようにしているためなのです。
では、ダブルスとシングルスとではコート範囲にどのような違いがあるのでしょうか。覚えるコート範囲はたったの4つだけです。本記事では、ネットと並行している線を横のライン、ネットに垂直している線を縦のラインとしてご説明します。
<目次>
ダブルスのサーブのコート範囲は幅が広く長さが短い
ダブルスゲームの場合、サーブとそれ以外のショットでコートの有効範囲が変わります。横のラインは、ネットから1番近いラインから次に近いラインまで。縦のラインは、一番外側のライン。これがダブルスゲームのサーブの有効範囲になります。「幅が広く、長さが短い」がダブルスのサーブのコート範囲です。
ダブルスのコート範囲は幅が広くて長さも長い
ダブルスゲームは、サーブのレシーブからコートの有効範囲は変わります。その有効範囲は、横のラインはネットから一番外側のライン。縦のラインも一番外側のライン。つまりコートを目一杯使います。「幅が広く、長さが長い」がダブルスのサーブレシーブ後のコート範囲です。シングルスのサーブのコート範囲は幅が狭くて長さが長い
シングルスゲームのサーブは、横のラインはネットから一番近いラインから一番外側のライン。縦のラインは内側のライン。これがシングルスのサーブの有効範囲になります。サーブはシングルスもダブルスも同じくネットに一番近い横のラインを超える必要があるのです。「幅が狭く、長さが長い」がシングルスのサーブのコート範囲です。
シングルスのコート範囲はシングルスサーブと同じ
シングルスゲームはサーブレシーブ後も縦のラインの範囲は変わりません。横のラインも内側のラインを使います。「幅が狭く、長さがより長い」がシングルスのサーブレシーブ後のコート範囲です。【関連記事】