バドミントン/バドミントンの基本

バドミントンのダブルスルール【サーブ編】

バドミントンのダブルスゲームについて、サーブのルールをまとめました。今どっちの誰からサーブで、次はだれから?サーブ権って?バドミントンを始めたばかりの誰もが通る疑問を解消したいと思います。

執筆者:堤 嘉軌

バドミントンはラリー方式だから1球1球が勝負

2014年現在、バドミントンはラリー方式を取り入れています。
ラリーとは、サーブを打ってからポイントが入るまでの一連の流れのこと。
ラリー方式とは、どちらからサーブを打ったかに関係なく、そのラリーに勝利した人(ペア)に加点される方式です。
   

バドミントン、ダブルスにおけるサーブのルール

バドミントンのシャトル

バドミントンのシャトル

「いつ、どのようにサーブを打つ人が変わり、今はどこから、誰に向かって打つのか」
これらのような疑問は、3つの規則を覚えるだけで解消されます。

規則1:サーブは、偶数得点は右側から、奇数得点は左側から打つ
バドミントンはネットを挟み、自分側と相手側とでコートが分けられています。さらに、サーブにおいてはコートを右側と左側で分けて考えます。サーブする位置は、自分たちの得点によって変える必要があり、得点が偶数の場合はコートの右側から、奇数の場合はコートの左側から打つのです。
また、サーブは必ず対角線上に打ちましょう。

規則2:サーブは直前のラリーを制した者(ペア)が打つ
サーブを打てるのは、直前のラリーで勝利し点数を獲得したペアです。
そのため、相手チームからのサーブで始まった場合も、そのラリーに勝利すれば得点とサーブ権を獲得できます。
サーブ権とはサーブを打つ権利のことです。

規則3:サーバーは連続ポイントした時にのみ移動する
サーバーとは、サーブを打つ人のこと。
サーブ権を持つペアがラリーに勝利した場合、そのサーバーは再度サーブを打つことができます。その際、偶数の次は奇数、奇数の次は偶数ですから、規則1に則りサーブする位置を移動するのです。

相手側のサーブ権からのラリーに勝利した場合は、連続ポイントではありませんので位置の移動はなく、加点前の位置でサーバーが決まります。
加点後の自分たちの得点が偶数の場合は右側にいた人、奇数の場合は左側にいた人がサーブを打つのです。

以上が試合の進め方です。これら3つの規則はシングルスにも当てはめることができます。
バドミントンの共通規則として覚えておくとGoodです。
 

サーブを打つ人の順番は決まっている!

ダブルスにおいて、サーブ権の移動だけを考えるのであれば、もっと簡単な覚え方があります。
なぜなら、サーブ権の移動順序は決まっており、どんな複雑な試合展開になろうと変わらないからです。

例えば、A君・BさんペアとC君・Dさんペアが対戦し、A君のサーブ、C君のレシーブで試合が始まった場合、サーブ権は必ずA君→Dさん→Bさん→C君→A君→・・・という順番で移動します。

これも上記の3つの規則と合わせて覚えておくと、試合中に悩むことは少なくなるはずです。

では楽しいバドミントンライフを!


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