部活動ではいじめが起こりやすい
いじめが起こりやすい部活動
- 部活動は外部の目がとどきにくい
- 厳しい規則や練習、寮生活などでストレスがたまりやすい
- 種目によって、厳しい練習と暴力の区別がつきにくい
- 部員をがんばらせるための指導を理由に、暴力的な行為が許される雰囲気がうまれやすい
- 勝ち負けにこだわり失敗が許されない雰囲気がある
- 能力の差が明らかになり、妬みが生まれやすい
- 先輩から後輩へと受け継がれてきた伝統を守ることが強要される
- チームワークを理由に、同じ行動、同じ考えを強要されやすく、はみ出すこと、個性的であることがゆるされない
もちろん、文化部でも同じことは通用しますので、もし体罰を受けたらすぐに他の教員か校長先生に保護者が報告をしてください。その他、口頭での叱責、モラルハラスメントに近い指導を受けたら、文書でまとめて校長に相談しましょう。
部員同士の場合は、他のいじめと同じように、文書にまとめて学校に相談をすることが大切です。外部からは見えにくい空間で、同じ目的のためだと「いじめ」であると認識せずに行われていることもあると思いますので、文書化をし、客観的な目で判断をする機会を与えるという意味でも、しっかりと問題解決に向けた相談をしましょう。