まずは名前の発音の確認から

日本人の名前は、2文字から多くても6文字くらいでしょう。始めにここを正確にしておくことが次につながってきます。ペラペラと話したくなる気持ちは分かりますが、名前は誰にとっても新出単語です。むしろゆっくり大きく伝えるくらいでちょうど良いのです。
あ

自己紹介は、会話のためのパスポート!



また、ご自身の名前の発音を、辞書で調べたことがありますか。なければ、是非調べてみてください。その際、その漢字を含む熟語や慣用句などをメモしておくと、あとで役立ちます。発音と漢字を、しっかりとメモしておいてください。



自己紹介の基本表現

名前を相手に伝える際の表現はさまざまありますが、まずはこちらを押さえましょう。

■我叫~~。 (Wo3 jiao4 ~~)
<意味>私は~~と申します。

「叫」は、「名前を~~といいます」という動詞です。この直後に名前をゆっくり正確に言いましょう。発音のポイントは、「jiao4」の「i」の音をしっかりと出すことです。「ジャオ」となると通じづらくなりますから、「ジァオ」のようにすべてのピンインをなぞるように発音するよう心がけてください。

ここまで言った時点で、相手は怪訝な顔をするかもしれません。名刺で名前の漢字を確認できていれば問題ないのですが、中国人は一般的に日本人の名前に不慣れです。

ではどうすれば伝わりやすくなるのか、私の名前を例に挙げてみます。

■我叫金子真生。金是黄金的金,子是孩子的子,真是真正的真,生是生命的生。
<意味>私は金子真生と申します。黄金の金に子どもの子、正真正銘の真に生命の生です。

こういう風に伝えると、たいてい「你有钱!(お金持ちなんだね)」とありがたい解釈をしてもらえるので非常に重宝しています。先ほど調べたご自身の名前の漢字で、面白そうなものを上の型にはめて使えると良いでしょう。

また、日本人が日本語と同じように使ってしまいがちな表現として、次のようなものがあります。

■初次见面,请多关照! (Chu1 ci4 jian4 mian4 , qing3 duo1 guan1 zhao4)
<意味>はじめまして、よろしくお願いいたします。

「日本人の中国語」とよく言われるのですが、個人的にはこれが悪いとは思いません。日本人が、日本人として中国語を話しているのであって、中国人とすべて同じに話す必要はないと思うからです。
ただ、バリエーションとして、以下のものを適宜使っていきたいです。

■请多指教! (Qing3 duo1 zhi3 jiao4)
<意味>どうぞご指導ください。

■见到你很高兴。 (Jian4 dao4 ni3 hen3 gao1 xing4)
<意味>お目にかかれてとても嬉しいです。

次のページでは、周辺表現についてお伝えしていきます。