バンクーバー/バンクーバーのお土産・観光

無料の吊り橋!リンキャニオン/バンクーバー

バンクーバーの吊り橋としては、キャピラノ渓谷にかかる吊り橋が人気の高いアトラクションとして知られていますが、ちょっと足を伸した場所にあるリンキャニオンの吊り橋もおススメ。何と言っても、ここはタダ。周辺のハイキングルートも万人向けなので、半日のアクティビティにも最適です。

執筆者:下村 猛

無料で楽しめる! リンキャニオンの吊り橋

ノースバンクーバーのリンクリークという川の上にかかる吊り橋

ノースバンクーバーのリンクリークという川の上にかかる吊り橋

バンクーバーの定番観光スポットとして知られるキャピラノ吊り橋。吊り橋のほかにも見どころがあって、人気アトラクションであることがうなづける内容ですが、入場料が大人約35カナダドルとやや高め。でも、バンクーバーには無料で楽しめる吊り橋があるんです! それが今回ご紹介するリンキャニオンの吊り橋。

今回の記事では、その吊り橋や周辺で楽しめるウォーキングをご紹介します。

スペック的には劣るけど、スリル満点!

長さ40m、高さ50mの吊り橋

週末には地元の人もたくさん訪れるスポット

吊り橋の上からは、渓谷の風景

50m下の谷底を流れるリンクリーク。揺れる吊り橋だけど、渓谷の風景もしっかり堪能したいところ

リンキャニオンの吊り橋は長さ40m、高さ50m。一方キャピラノ吊り橋は長さ137m、高さ70m。数字だけ見れば、キャピラノ吊り橋が圧倒していますが、リンキャニオンの吊り橋の方が幅が狭く、そこへたくさんの観光客がやってくるので、揺れること揺れること。長さと高さで足りない分を補うのには十分過ぎるくらいのスリルが味わえます!

ただ、人がすれ違うのがやっとというくらいの幅なので、吊り橋の途中で止まってゆっくりと渓谷の風景を眺める余裕はありません。写真を撮るなら手早く。風景を見るなら、何度も吊り橋を往復するくらいで良いかもしれません。くれぐれも安全には気をつけて楽しんで下さいね。

周辺のトレイルでウォーキング

(C) Lynn Canyon Park, 26 juin 2008, 5 by Philippe Giabbanelli

清流が美しいリンクリークのサーティーフットプールと呼ばれるポイント (C) Lynn Canyon Park, 26 juin 2008, 5 by Philippe Giabbanelli

マイナスイオンたっぷりのトレイル

マイナスイオンたっぷり浴びられるトレイル

リンキャニオンは大きな公園になっており、バンクーバー近郊とは思えないほど、緑豊かな場所。その自然を楽しむために、公園内にはたくさんのトレイルがあり、ちょっとしたハイキング気分を手軽に楽しむことができます。

おススメは吊り橋から近いもうひとつの橋であるツインフォールズ・ブリッジ。その名の通り、二段になった小さな滝を見ることができます。

そして、もうひとつが上の写真にあるサーティーフットプールと呼ばれるポイント。ここは清流を眺めながらのピクニックに最適な場所なので、ぜひお弁当持参で!

いずれも歩く時間は1時間以内。お弁当の時間を含めても半日で楽しめますよ。

<DATA>
Lynn Canyon
アクセス:ダウンタウンの北側にあるウォーターフロント駅からバラード入り江を横断する連絡船シーバスに乗船。対岸のロンズデールキーにて市バス229系統に乗り換え、Peters RoadとDuval Roadの交差点で下車。所要約1時間
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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