住宅設計・間取り/住宅設計・間取りのテクニック

間取り(平面)の次は断面をチェックしましよう(2ページ目)

住まいづくりの際、建て主が最初にみる図面は間取り図(平面図)で、次に立面図をみることになります。しかし、縦空間の検討がされていない立面だと、住み心地が考えられた立面とは言えません。平面・立面・断面、この3つを行ったり来たりすることが大切です。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド


内部空間の性格を決める平面図と断面図

平面図では、部屋の広さ、玄関から各部屋への動線、収納の位置や量は足りているか、採光、通風など、横空間の確認をしましょう。

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断面図では、建物全体の高さ、各部屋の天井高さなど縦空間を確認しましょう。
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平面と断面を行ったり来たりすることで立面ができます。
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平面と断面を行ったり来たりすることでできた立面


設計:(株)佐川旭建築研究所


ガイド佐川旭のアドバイス

平面と断面は、内部空間の性格を決める図面で見る機会が多いにも関わらず、立面図はその結果としての図面になりがちです。

しかし、家に帰ってきた時に一番最初に目につくのは外観であり、また外部空間の豊かさは内部空間にも影響を与えるものです。

住まいづくりは平面図・立面図・断面図がセットとなり、行ったり来たりすることで安定した家の形や空間が創られるのです。

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