パワーポイント(PowerPoint)の使い方/パワーポイントの基本操作

他のプレゼンテーションのスライドを使いまわす(2013)(2ページ目)

会社の地図や組織図など、何度も繰り返して使うスライドは「スライドの再利用」機能を使って複数のプレゼンテーションで使いまわすことができます。

井上 香緒里

執筆者:井上 香緒里

パワーポイントの使い方ガイド


再利用したいスライドを指定する

画面右側に「スライドの再利用」の作業ウィンドウが表示されたら、「参照」ボタンをクリックし、一覧から「ファイルの参照」をクリックします。
画面右端に自動的に表示されるウィンドウを「作業ウインドウ」と呼ぶ。

画面右端に自動的に表示されるウィンドウを「作業ウインドウ」と呼ぶ。


「参照」ダイアログボックスが表示されます。作成済みのプレゼンテーションの保存場所とファイル名を指定して「開く」ボタンをクリックします。
ここでは会社概要のプレゼンテーションファイルを選択した。

ここでは会社概要のプレゼンテーションファイルを選択した。


すると、右側の作業ウィンドウに、作成済みのプレゼンテーションのスライドの一覧が縮小表示されました。
選択したプレゼンテーションのスライド一覧が表示される。

選択したプレゼンテーションのスライド一覧が表示される。


一覧から作成中のプレゼンテーションで使いたいスライドをクリックします。このとき、「元の書式を保持する」のチェックマークを付けると、作成時のスライドのテーマとデザインがそのまま保持されます。
ここでは、4枚目の「古民家を改造した専用スタジオ」のスライドを使いまわす。

ここでは、4枚目の「古民家を改造した専用スタジオ」のスライドを使いまわす。


選択したスライドが作成中のプレゼンテーションにコピーできました。
のプレゼンテーションの末尾にコピーできた。

「古民家を改造した専用スタジオ」のスライドが、作成中のプレゼンテーションの末尾にコピーできた。


コピーしたスライドは、自動的に作成中のプレゼンテーションのテーマに合わせてスライドのデザインや色などが変化するので、プレゼンテーション全体の統一感が保たれます。

たったこれだけの操作で、作成済みのスライドを作成中のプレゼンテーションで再利用できます。この操作を繰り返せば、作成済みの複数のプレゼンテーションから必要なスライドを抜粋して、短時間で新しいプレゼンテーションを作成することもできます。忙しいビジネスマンには必携のワザと言えるでしょう。

・関連記事
PowerPoint2003で同じ操作を行う場合は、以下の記事を参考にしてください。
「スライドファインダでスライドを使いまわす」



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