喘息発作が起こってしまった場合

まず周りのダニやホコリを減らすことが大切です。痰が出てきますので、できるだけ痰を出す必要があります。

痰を出しやすくする方法は
  • 水分摂取をします。痰をサラサラにして出しやすくします
  • 胸や背中を、手のひらをお椀の形(タッピング)にして叩きます
  • 勢いよく痰を出す方法としてハフィングがあります。「ハッ!ハッ!」と声を出さずに勢いよく息を吐くきます
  • 痰が出やすい姿勢をとる体位排痰法があります。痰が溜まっている場所によって体位が異なりますが、基本的には頭を低くした姿勢で、痰を出します。
  • 腹式呼吸。腹筋を使って、しっかりと呼吸します。
  • スクイージング。胸をしぼるようにする方法で、呼吸を助ける方法です
これらの方法で、痰が減ることで、空気の通り道が確保されます。

さらに、携帯用の気管支拡張薬の吸入があれば、発作時に使用します。また電動式吸入器があれば、吸入しましょう。発作時の薬でもよくならない場合は、医療機関に受診した方がいいでしょう。

じんましんが出てきた場合

原因がわかっている場合は、その原因を取り除くことが大切です。原因がなくなれば、じんましんは自然によくなります。原因が不明な場合は、体が暖まるとかゆみがひどくなることが多いので、冷やすようにしましょう。ただし、寒冷じんましんと言って、冷たい刺激によってもかゆみがひどくなることがあるので、その場合は、冷やすのをやめましょう。

かゆみがひどく、全身にじんましんが出ていたり、発熱などの症状があれば、医療機関を受診した方がいいでしょう。かゆみ止めは市販薬でも販売されていますので、薬局のある場所を確認しておくのもよいでしょう。市販されている花粉症の薬であるアレジオン、エバステル、アレグラ、ジルテックは、医療機関では蕁麻疹の薬として処方されていましたので、薬剤師に相談してもよいでしょう。

目がかゆい、くしゃみがひどい、咳が出てきた場合

カビ

古い木造家屋では、カビが心配です

それは花粉症かもしれませんし、カビが原因かもしれません。この時期は田畑や川沿い、空き地などに生育しているカモガヤ、オオアワガエリ、ハルガヤなどのイネ科の花粉が飛散しています。また、古い木造家屋にはトリコスポロンというカビが繁殖しやすく、特に夏の高温多湿の環境を好みます。このカビは肺炎を起こし、夏型過敏性肺炎と呼ばれています。トリコスポロンを吸い、悪化すると6~8時間ぐらいで、発熱、咳、呼吸困難が起こってきます。トリコスポロンの無い環境では自然に治っていきます。帰省先ではダニだけでなく、花粉やカビにも注意が必要になります。

ここでは家でもできる対策を示しましたが、症状がよくならない場合は診察が必要ですので、利用できる医療機関を把握をするようにしてください。

帰省先は普段と違う環境ですから、過信しないようにしましょう。
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