キッズパーティーにおすすめ！フランスのびっくりパン(2ページ目)

市販のパンでパン・シュープリーズを作ってみましょう！

ホームパーティーに華を添えるフランスのパーティーフード・パン・シュープリーズ。このパンはどうしたら中身だけを綺麗に取り出しているのでしょう？ パンを綺麗に切り抜く事はとても繊細な作業のため、熟練の技が必要です。しかしビゴの店の藤森氏は、家庭で作る時のコツを丁寧に教えてくださりました。

先ず、パンはカンパーニュなど丸くて大きなパンで代用することが出来るそうです。しかしパンの表面が固いので必ずよく切れるナイフをお使いください。もし自身でパンを焼かれるなら、パン生地を直径20～22cmのケーキの焼き型に入れて焼いてみてください。上部が膨らんだ円柱形のパンが焼けますよ。

■　家庭でできる簡単なパン・シュープリーズ
今回はビゴの店の「クマパン」を使いました。クマパンはクマの形をした円柱形のミルクパンです。子どもに人気の甘くて柔らかいパンなので、子ども向けの甘いサンドイッチを作ってみました。

材料：パン、ジャム　2種類、チョコペン

1.焼きたてのパンは柔らかく切りにくいため、一晩冷凍庫で冷凍し、自然解凍で半解凍した物を使ってください。 2.パンの蓋を作ります。先ず、上部を2cmの厚さで水平に切り取ります。 3.パンの内側1～2cmの辺りにナイフを垂直に入れ、1周ぐるっと切り込みを入れます。パンの皮が薄くなると自立しなくなるのでパンの皮は厚めにしてください。また、ナイフを奥まで入れ過ぎて、底を突き破らないように気を付けてください。


4.パンの底から1cmの辺りにナイフを水平に入れ、幅10cm以内でナイフを左右に動かし切り込みを入れます。また、ナイフを奥まで入れ過ぎて、皮を突き破らないように気を付けてください。 5.パンの中身を抜き取ります。パンが崩れないように気を付けてください。取り出しにくい時は、パンを逆さまにしてケースを持ち上げると綺麗に取れるそうです。 6.パンのケースと蓋と中身に分ける事が出来ました。 7.取り出したパンを4枚にスライスします。 8.パンの間に好みのジャムを塗り、更に縦半分に切り分けます。 9.パンのケースの中にサンドイッチを戻し、蓋をのせます。もう一度パンを冷蔵庫で冷やすと、サンドイッチが馴染んで美味しくなりますよ。
仕上げに、お好みでパンの蓋にチョコペンで絵を描いたり、パンに可愛いリボンを掛けてデコレーションを楽しんでくださいね。


＊取材協力＊

ビゴ東京（BIGOT TOKYO）

Chez BIGOT SAGINUMA 「ビゴの店」 鷺沼　

住所：〒216-0007　神奈川県川崎市宮前区小台1-17-4　FUJIMORI鷺沼ビル
Tel： 044-856-7800　
営業時間：9:00～19:00（月曜日休）　
＊祝日の場合は営業、翌火曜日に振替休日　　　　　　　
カフェ有り　駐車場有り

＊店舗は東京・神奈川に全部で6店舗あります。