“見え方”を意識するだけで
印象はがらりと変わります
ちょっとした意識をして仕草を変えるだけでも印象が変わると十和子さんはおっしゃいます。
「例えば携帯電話を持つとき。単純に掴むより、指を揃えることを意識して持つほうが美しく見えると思うのです。いかなるときも美しく振る舞うのは大変だけれど、自分を客観的に見たときにどんなふうに目に映るかということを常に心に留めておきましょう。
けれど、そうしてもなお、自分が意図したままの姿を周囲のかたが見てくださるとは限りません。たとえば、何かに集中しているとき、“怒ってる?”と聞かれたことはありませんか? 集中している自分の思いとは裏腹に、まわりからはマイナスな印象に見えてしまうこともあるのです。
私が心がけているのは、常に口角を上げていること。とくに楽しいことをしていなくても口角を上げていると、まわりのかたに好感を持っていただきやすくなる。
一方で、実際にイライラしているときにも、ふっと口角を上げることで自分の気持ちも穏やかになることも。口角を上げる動作をすることでフェイスラインも引き締まりますし、いいこと尽くしですよ。」
このページは2009年1月6日時点の情報です