美容に携わる人間として
“美”に貪欲でありたい
長く同じ業界で仕事を続けていくために、一番キープすることが難しいのは「モチベーション」。化粧品を作る人間として、“美”に対して常に敏感でいたいと十和子さんはおっしゃいます。
「“美”というものは時代とともに変化してゆきます。決まった定義があるわけでもありません。今の時代に即した“美”をできるだけフレッシュに、そして自分らしく読み解くことが重要だと思うのです。
そのために、さまざまなものに対して好奇心を持っていたい。『忙しいから』と流さずに、テレビや映画、雑誌を見るときには、自分とリンクするものや何かおもしろいことはないかしらといつも探しています。
車のなかから街を歩く人を見るときにも『あの人はきれいに見えるけれど、何が彼女をきれいに見せているのかしら』と常に考えます。
美容に携わっている人間として、“美”に対するアンテナを曇らせないことがないように。」
このページは2009年1月6日時点の情報です