鎌倉・江ノ島の観光・旅行/鎌倉・江ノ島 季節(春夏秋冬)の観光

夏の江の島自然探検~磯遊びや森林浴、遊覧船に海の幸(4ページ目)

いよいよ夏! 青い海と出会いに、江の島に出かけませんか。磯遊びや森林浴、遊覧船など、一味違う江の島自然探検プランをご紹介します。おなじみの江の島も、自然や歴史に目を向ければ、楽しい発見がいっぱいですよ。帽子と飲み物をもって、磯遊びをする際は波の高くない日にお出かけくださいね。

村田 江里子

執筆者:村田 江里子

鎌倉・江ノ島ガイド


江の島で森林浴~龍野ヶ岡自然の森

龍野ヶ岡自然の森

龍野ヶ岡自然の森

奥津宮を出て進むと、左手に龍野ヶ岡と呼ばれる森があり、散策路が整備されています。セミしぐれの、森の散策を楽しみましょう。

夏なら森の辺りをひらひらと、黒いチョウが飛んでいるかもしれません。黒いアゲハは総称して、「かまくらちょう」とも呼ばれているんですよ。 温暖な鎌倉周辺ではミカン科の木が多く、その葉を幼虫が食べるアゲハの仲間が多くすんでいます。動かないさなぎからチョウが抜け出る様子を、魂の化身に見立てたといわれており、家紋にチョウの模様を用いた武士もいました。

龍恋の鐘

龍恋の鐘より海を望む

龍恋の鐘といわれる鐘の周囲の柵には、五頭龍と弁天さまの伝説にちなみ、恋の成就を願いかけられたカギがたくさん並んでいます。
 

 

磯遊びと洞窟探検~江の島岩屋

稚児ヶ淵

稚児ヶ淵。ここの先に江の島岩屋やべんてん丸の乗り場が

階段を下って、江の島岩屋に向かいましょう。稚児ヶ淵といわれる岩場の景観が見事。江の島岩屋の手前の広い岩盤には潮だまりがあり、ちょっとした磯遊びができます。

 

神秘的な江の島岩屋洞窟

神秘的な江の島岩屋洞窟

江の島岩屋洞窟へ。弘法大師空海が修行したといわれる地です。中はひんやり。ろうそくをいただいて、神秘的な洞窟を進んでいきましょう。最奥の穴は、富士山とつながっているとか。第二岩屋には、雷鳴とともに龍が照らし出される展示もあります。


遊覧船「べんてん丸」で
涼しく一気に帰途へ!

遊覧船「べんてん丸」

遊覧船「べんてん丸」

洞窟を出たら、稚児ヶ淵の奥に回ってみましょう。遊覧船「べんてん丸」が運航されていたら、ぜひ乗ってみて。涼やかな風を頬に受け、岩礁や森、切り立った岩壁などの自然景観を眺めながら、10分ほどで江の島弁天橋のたもとへ戻れます。

お土産には、ほっこりとした女夫饅頭や、香ばしくあぶっていただく、たたみいわしなどがおすすめですよ。

以上、ちょっと自然に目を向けた、一味違う江の島散歩コースをご紹介しました。おなじみのコースも、動植物や地球の成り立ちに目を向けると、新鮮な発見や感動に出会えます。夏休み、ぜひ楽しい発見の旅に、お出かけくださいね。

<DATA>
・江の島岩屋
ホームページ:http://www.fujisawa-kanko.jp/spot/enoshimaiwaya.html

・遊覧船(べんてん丸)
ホームページ:http://www.fujisawa-kanko.jp/spot/bentenmaru.html

江の島の地図

記事でご紹介した江の島散策ルート地図



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