映画『マレフィセント』から学ぶ 究極の愛の見極め方(2ページ目)

ダークなヒロインから学ぶ 究極の愛を手に入れる方法

記録的大ヒットとなった『アナと雪の女王』のエルサが最初は悪役として存在していたように、邪悪な妖精マレフィセントは疎外感や復讐心を持ちながらも、大切なものを頑に守ろうとする複雑なキャラクター。

何かを守ろうとすると敵を作り、裏切られると冷酷になってしまう。女性が男性のような強さを身につけるのではなく、自分らしさを失うことなく愛を手に入れるためにはどうしたらいいのか。

母性とは育む力……そんなことを改めて思い出させてくれるアンジーの神々しい姿には圧倒されますが、真実の愛は誰かに押しつけられるものでも、ハンサムな王子様のたった一度のキスで人生が決まることでもないんですよね。時間をかけて守り、育てていける……そんな愛こそ大切にしたいし、価値がある。

守りたいと思う何かと出会うこと。大切な存在に目を向けることが結局自分の心の傷を癒し、明るい未来へとつながることをこの作品は教えてくれています。

 作品情報『マレフィセント』

監督：ロバート・ストロンバーグ
脚本：リンダ・ウールヴァートン
出演：アンジェリーナ・ジョリー　シャールト・コプリー　エル・ファニング　サム・ライリー　イメルダ・スタウントン　ジュノー・テンプル　レスリー・マンヴィル
原題：MALEFICENT
公式サイト：Disney.jp/Maleficent
配給：ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
2014年７月５日（土）2D/3Dロードショー
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