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写真で見る被災地のその後の変化 ≪石巻≫2014(3ページ目)

東日本大震災から3年が経ち、被災地の復興はどの程度進んだのでしょうか。宮城県石巻市立大川小学校、旧石巻市北上総合支所、十三浜と、2年前の2012年にたどった道筋を再び追ってみました。

井上 恵子

執筆者:井上 恵子

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石巻市北上町白浜復興住宅

石巻市北上総合支所から398号線を北東に進むと建物が壊滅的な被害を受けた北上町白浜地区に出ます。側道に入り高台に登るとそこには常設復興住宅があります。

【写真11】2012年4月の石巻市北上町白浜復興住宅(2年前)

【写真11】

【写真11】


【写真12】2014年6月の同建物(現在)。

【写真12】

【写真12】


この復興住宅は応急仮設住宅とは異なり、本格的な生活再建のための恒久住宅として工学院大学が進めた住宅11棟からなる村再生プロジェクトで、震災後の2011年11月には入居が始まっています。2年前の2012年4月に訪問した時は入居して間もないころで、近くに行くことははばかられ、あくまで遠くからみただけでした。

2年経ったこの2014年6月の訪問では、集落のそばまでアプローチすることができました。敷地内には集まってちょっと休めるような共用スペースが設けられ、周囲には花がきれいに植えられていました。ここが新しい村として再生している様子を感じました。

次のページで十三浜の事務所兼自宅後

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