第4の調理システム
アメリカから購入したSOUS VIDEに初挑戦!!
「SOUS VIDE」は「焼く、煮る、蒸す」に続く第4の調理法とも言われていますが、一番の特徴は、60度以上になると凝固を始める肉や魚のタンパク質を、55度という微妙な温度で加熱し、100度以上の高温調理をすると破壊されてしまうビタミン類を破壊することなく美味しく栄養価の高い状態で調理できることにあります。ユーロクッチーナ展を視察したあと、いろいろ調べてみるとアメリカではすでに「SOUS VIDE」として、VacuumSealer(真空バキューム器)と長時間低温加熱のできるWaterOven(ウォーターオーブン)とがセットになって売られていました。
アマゾンでも購入ができます。
本体の外形寸法はW:280mm×D:280mm×H:290mm
重量: 4.45Kg 内容量:最大9Lit. 110V-500w/h
早速、購入し使い始めました。まだ十分に納得できる出来具合ではありませんが第1回目の初挑戦をレポートします。
VacuumSealerのパッケージ
VacumeSealer本体
VacuumSealer本体の蓋を開けたところ
ウォーターオーブンのパッケージ
同梱のレシピ本
ウォーターオーブン本体
ウォーターオーブン本体の蓋を開けたところ
バキュームシーラーとウォーターオーブン
500gのビーフステーキにチャレンジ
肉に香辛料をふってシーラーで真空パック
ブロッコリーにも塩をふってバキュームパック
バキュームパックしたブロッコリー
ウォーターオーブンに水をはる
56.5°Cに設定し12時間湯煎する
12時間経過したビーフの状態
フライパンを熱くし,サッと表面だけを焼く
できあがりは柔らかく極上の味!!
如何でしょうか?SOUS VIDEが日本の家庭用キッチンで普及するかどうかは難しいところですが、本当に栄養価があって美味しいものを求める方にはぜひともおすすめしたい調理システムと思います。
また購入したのはアメリカ仕様の機器で110V60Hz仕様ですが、問題なく使用できました。
一般的な家庭用炊飯器は保温温度が70°くらいですし、保温時間も12時間程度ですからSOUS VIDEの低温長時間調理には向いていませんので要注意です。
◇掲載した写真は、全て黒田が撮影したものです。画像の転用は一切禁止します。
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