ナチスのはじまりと終わりを見届けた街、ニュルンベルク
ニュルンベルク裁判で使われた600号陪審法廷
ニュルンベルクには現在もこの裁判所が残っており、実際に使われた法廷を公開しています。法廷には小さなモニターが設置されており、被告人席、裁判官の席、証言台などの項目を押すと、当時の映像が流れて同じ部屋で行われた裁判の様子を伝えるなど、シンプルな中に魅せる工夫が施されています。また、法廷以外にも、裁判のバックグラウンドや経過、その後の影響などをさまざまな視点から紹介した展示の数々もあり、こちらも興味深い内容です。
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■Memorium Nürnberger Prozesse
住所:Bärenschanzstraße 72 90429 Nürnberg
営業時間:火曜以外10:00~18:00(最終入場17時)
休館日:火曜、12月24日、25日、31日
入場料:5ユーロ
未完成に終わったナチスの巨大施設コングレスハレ
コングレスハレの内側。比較的整っている外側と比較すると、完成まではまだ時間が必要だったことがわかる。ユダヤ人も作業に駆り出された
ナチスの建物の枠組を残しつつも、イメージを払拭するような斬新な入り口
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■Dokumentationszentrum Reichsparteitagsgelaende(帝国党大会会場文書センター)
住所:Bayernstrasse 110, 90478 Nürnberg
営業時間:月~金曜9:00~18:00、土・日曜10:00~18:00(最終入場はともに17時)
休館日:12月24日、25日、31日
入場料:5ユーロ
素朴な街並みのなかに歴史のつまった街ニュルンベルク。クリスマスマーケットのみに集約されがちですが、実はとても見どころの多い街ですので、興味にあわせてその他のスポットもぜひ訪れてみてはいかがでしょう。