社内報の良い企画、ニュースは現場に出向く

社内報の企画立案。一人で考え、良い企画が出てくることはほとんどありません。そもそも、社内報の読者は誰なのか? 現場の社員の関心事に焦点を当てれば、読まれる企画になりませんか? ニュースは現場で起きている。であるなら、現場の社員の協力を得てはどうですか? 読まれる企画やニュースは、机で待っていても決して集まりません。社内報でも、現場に答えがあるのです。

解決策その1 現場を歩く

なにも情報を持たずに、社内報の企画会議に臨むことはありませんか? その場で考えよう、その場でブレストすればなんとかなる、そのようにして企画会議が始まることは実際多いようです。机の上だけで考え、読まれる社内報企画が思いつくことなんて、あり得ません。
企画を考えている姿

一人で考えても、限界が・・・



むしろ、そのような態度では、発行することだけが目的となってしまいます。会社をより良くしたい、社員を元気にしたいと思うのであれば、現場に出向き、現場の課題や不安、いま社員は何を思って仕事をしているのかを、肌で感じ取る必要があります。よく言われるところの“現場感”が必要です。

現場を歩くことで、例えば、「何か横のつながりが悪い感じがする、組織の壁を感じる」とか、「営業に元気がない、何が問題なのか」、あるいは「この部門は、活気にあふれている、社員が元気だ。一体、何がそうさせているのか?」、このように、知りたいこと、解決したいこと、社内に広めたいことなどを見つけることができます。

ある企業の社内報編集室のメンバーは、昼食は、必ず他の部門の社員と食べるそうです。そのようにして、なるべく多くの現場社員と接して、現場に目を向け、社内報を通じて現場の課題解決をしていこうとしています。社内報の企画ネタは、まず現場で見つけるべきです。

解決策その2 協力体制を整える

社内報の定番コーナー、といえば「ニュース&トピックス」。全国に散らばる拠点からのニュース、さまざまな部署で行われるイベントがコンテンツの中心です。これを社内報担当者一人で集めるのはそもそも無理があります。社内報以外にも多くの業務を抱え、また、出張費の削減もあり、自らが拠点に出向くことは難しい。そこで、通信員制度が多くの企業で導入されています。各拠点、各部門に社内報担当者を配置し、そこでのニュースを流してもらうというわけです。

しかし、ここで注意して欲しい点があります。「何かニュースない?」この聞き方はやめた方が良いでしょう。その場合、その通信員が、「これはニュースだ」と思わない限り情報は流してくれません。他の部署の人にとってはかなりニュースな出来事も、当該部署の人にとっては、普通のことと感じてしまうケースが多いものです。

ですから、「ここ1か月の間の出来事を教えてもらえますか?」、このような聞き方をして、まずは出来事の項目を聞き出します。その上で、編集担当者として、掲載したい出来事をピックアップして、あらためてその出来事について記事を書いてもらう。このようにすることが得策でしょう。多くの社員を巻き込み、組織としてニュースを集めることも必要です。