もしもサッカー日本代表選手たちが就活をしたら

サッカー日本代表で「就活生としての市場価値」が高いのは？

「ＡＣミランから参りました、本田圭佑です。本日はよろしくお願いします！」

もし今サッカー日本代表の本田選手が就活をしたら、面接前の挨拶ではこう言うだろう。「私のアピールポイントは継続力です。私は小学校の頃からサッカーを続けており……」と自己アピールもするかもしれない。もし日本代表の選手が就活をしたら、どの選手が最も企業から評価されるのだろう？

ガイドは就活支援の仕事だけでなく、企業の社員研修も数多く実施していることから、実際に多くの「アスリート出身の会社員」と出会ってきた。中には「箱根駅伝のアンカーでした」という方もいた。 その経験から言うと、実は「ビジネスマンとして活躍できる人材かどうか」は、そのスポーツでどれだけ有能な選手であったかどうかとはそこまで関係がない。 大切なのはアスリートであろうと、アイドルオタクであろうと、その人材がどれだけ仕事で活きる「ポータブルスキル」を持っているかどうかだ。

「ポータブルスキル」とは、日本語にすると「持ち運び可能な能力」となる。要は特定の分野だけでなく、あらゆる仕事やビジネスで活用できる（持ち運べる）スキルのことだ。

このポータブルスキルの観点で日本代表選手を見ていくと、就活生としての市場価値が見えてくる。では、企業から最も多くの内定を得る日本代表選手は誰だろうか？