白といってもいろいろ
白には赤みを帯びた黄みの白(生成り色)、黄色がかった白色(アイボリーホワイト)、雪のような真っ白い色(スノーホワイト)、胡粉のような色(黄みの白)などの「白」があります。また、自然光や人工光によってもその白さは微妙な色合いもみせてくれます。白色のもつ魅力を実例を通して、さらに白の語源もあわせて考えていきましょう。日本語「白」の語源は?
もともと日本語には色彩語はありません。あったのは光の感覚を示す「明」「暗」「顕」「漠」という4つの言葉です。明は明るい、暗は暗い、顕(けん)は微かな光、漠(ばく)はちょっと暗い、この4つは光の感覚を表わしています。言葉から赤(明)、黒(暗)、白(顕)青(漠)の日本語、最初の基本色彩語ができたのです。つまり白という言葉は微かな光を表わすということになります。実例を通して白を表現してみる
東京都心にありながら敷地も広く緑が多く残されている敷地。間口より奥行きがあるので、のびやかな間取りと緑に映えるような白色の外壁、室内も木と白の色使いをしました。・延床面積
1階 26.8坪(88.60平米)
2階 24.6坪(81.56平米)
・規模
木造2階建て
・家族構成
母+夫婦+子ども2人