住宅ローンの借入/住宅ローンの基礎を学ぼう

住宅ローンの返済方法の種類(2ページ目)

住宅ローンは、借入額、どの金融機関で借入れするか、どの金利タイプにするか以外にも、返済方法をいくつか選択する必要があります。返済方法は後に変更できるもの、できないものもありますので、安易に決めず、十分に検討した上で決定しましょう。

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

  • Comment Page Icon

毎月返済とボーナス返済

毎月返済のほかに、年2回のボーナス返済を組み合わせることも可能です。例えば、3,000万円を借入れした場合、毎月返済とボーナス返済の組み合わせで、下記のように変わります。

<例>3,000万円借入れ 金利3% 30年返済 元利均等返済の場合
ボーナス返済を多くすれば毎月の返済は楽になるが、注意点も

ボーナス返済を多くすれば毎月の返済は楽になるが、注意点も


(クリックすると画像が大きくなります)

ボーナス返済分を増やせば、当然ながら毎月返済額は少なくなり、毎月の返済は楽になります。総返済額はボーナス返済を増やすほど若干多くなりますが、さほど大きな影響はありません。

ボーナスの割合が多い人であれば、ボーナス時返済を利用するなど、それぞれの家計に合わせて設定すれば良いでしょう。ただし、住宅を所有すれば、固定資産税や火災保険などの支出が増えたり、修繕費が必要になったりもします。ボーナスからの支出も増えることを考慮して決めましょう。

また、昨今の傾向としてボーナスの支給額が減ったために、ボーナス時の返済が困難になるケースが頻出しています。ボーナスの支給額は景気に影響されやすいことから、なるべくボーナス返済に頼らず、毎月の家計の中で返済できる程度に借入額を抑えておく方が返済計画も立てやすくなります。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます