J-POP/ヴィジュアル系グループの情報

玄人ファン向け!ヨーロッパ遠征のススメ(3ページ目)

先日、行なわれたJAPAN EXPOでは、YOSHIKI、KAMIJO、NoGoDがライブを行なったように、ヨーロッパでも目覚ましい活躍を見せているヴィジュアル系バンド。しかし、日本での遠征は容易でも、ヨーロッパへの遠征はとても敷居が高い。そこで、お得な旅情報+ライブ参戦のコツを伝授!

執筆者:金川 彩子


郷に入れば郷に従え!日本とはまるで異なるライブの楽しみ方

ライブ

気ままにライブを楽しもう!

主催者によるが、チケットは、インターネット上、または大きなライブの場合大手チェーン店のレコードショップで購入することができる。また国籍問わずどんな人気アーティストのチケットでも、意外と当日販売されていることがあるのも海外ならでは。日本の1分1秒を争う買い方とは真逆なのんびりとした気質と人口の少なさを実感することだろう。

また、日本のチケットと大きく異なるところは、整理番号の付与されていないものもよくあること。なので、番号順に呼ばれもしなければ、最前交渉などもちろんない。

ライブも、ヴィジュアル系バンドの場合、特有の振りもなければ、アルコール片手に割り込みOK。逆に言えば、好きなアーティストのターンになった時、隙間があれば前へ行けるということだ。

日本のライブマナーを思うとイライラしてしまうかもしれないが、そこは海外のルールを受け入れ、郷に入れば郷に従えの精神で多めに見て欲しい。それを体験すれば、いかに日本人のライブの見方が道徳的であるかわかり、自分が日本人であることを誇りに思うだろう。

もちろんいい点もたくさんあり、例えばアーティスト側は客層の違いを考慮して、普段日本では聴けないセットリストで臨んでくることもしばしば。また、海外でのライブということで、それだけでハイテンションにライブを行なったり、日本ではありえないファンサービスを行なうことも。そんなおいしい体験を期待できるのも海外のライブの醍醐味だ。


好きなアーティストを追い掛けでもしなかったら、こんなところへ来ることはなかった、人に出会っていなかった、そんな体験をしたことは誰しもあるのではないだろうか。

あとで振り返った時に、彼らの音楽に支えられたという以外に、そうした旅の副産物こそが人生の大きな宝物となったり、学びになるもの。もしヨーロッパに、興味があれば、ぜひ好きなバンドのライブにかこつけて、海外旅行も兼ねて、行かれてみてはいかがだろうか?
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