テクノポップ/アーティストインタヴュー

TRICKY HUMAN SPECIAL~孤独の巨人(3ページ目)

セロファン、タマコウォルズ、BAND EXPO等のバンドで活動してきた河野薫さん。バンドと平行して、TRICKY HUMAN SPECIAL名義でTOKYO MORとGUITAR EXPOのコラボ第1弾『孤独の巨人』をリリース。ジャケは一見イカツイですが、そこには郷愁に溢れる美しき世界があります。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

イカロス

ガイド:
オープニングを飾る「イカロス」は、美しいピアノの旋律で始まります。このアルバム、ピアノが重要な楽器として構成されていますが、バンドではベーシストとしてやってこられた河野さんは、楽器としてピアノはいつ頃から始めたのですか?

「孤独の巨人」のトレイラー (YouTube)

河野:
モーレツにピアノが必要な曲を作って演奏したくなった時期がありまして、必要に迫られて23才ぐらいから自己流我流で弾き始めました。セロファンでも何曲か弾いていますよ。

新日本鉄道1969

ガイド:
3曲目の「新日本鉄道1969」を聴いていて、えっ、そんな鉄道あったっけ?と疑問がわき、検索すると、「新日本鉄道」のページを見つけてしまいました。残念ながら、この架空鉄道は志半ばで未完の状態ですが… 河野さん自身は鉄道に対する思い入れのようなものはありますか?
 
新日本鉄道

河野:
すごい!こんなサイトあったんですね!面白いですね。ぜひコラボしたい(笑)! 正直、残念ながら鉄道そのものに特別な思い入れはないのですが、銀河鉄道をはじめとする鉄道に関連した物語、小説や映画、イメージ等には大変感銘を受けたものが多々ありますので、自分の中のそういうイメージの集大成が新日本鉄道1969となったような気がしますね。
 
あと新日本プロレスも入っています(笑)。

バタフライ(美しき世界)

ガイド:
「バタフライ(美しき世界)」は、好きな世界観です。ジャンルは違いますが、久保田早紀の「異邦人」は名曲だと思います。そのあたりとも通じるような。どこかノスタルジックな世界観(歌詞、サウンド)というのは、河野さんの中にあるのではないかと。
 
河野:
嬉しいですねー!そう言っていただけると本当に作った甲斐があります! 大好きですよ。久保田早紀の「異邦人」もそうだし、そういう世界観をなんとか自分の音楽表現の中に取り込めないものかという試行錯誤をずっとしてきた人生のような気がします。70年代歌謡曲は僕のルーツですから。

 

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