辻調グループ監修のレシピを、調理体験会で試す!
今年は、実際に調理をして試食をする体験会が開催されました。当日は、辻調の先生にご指導を受けつつ、全部で3つの料理を焼く1時間程度で作りました。もちろん、材料のカットや味付けの調味料などある程度の準備はされていたので、ゼロからひとりで準備をしたら、1時間で全てが終わるという訳ではありませんが、かなり本格的な料理が短時間で作れるというのは事実。まさに、忙しい時の調理家電として活用できると実感しました。では、作った料理を簡単にご紹介しましょう。■焼物:牛ローストの梅バターソース
上左:下味をつけた肉をグリル皿の端に置く/上右:加熱10分後の様子、表面はしつかり火が通っている/下左:肉はホイルに包んでタオルで保温し予熱で火を通していく/下右:保温20分後にカットすると絶妙な火の通り具合になっている
グリル皿の端に置いても、センサーでキチンと加熱範囲を限定して無駄なく加熱ができます。加熱したお肉は取り出し、ホイルで包んで保温状態にし、さらに予熱で火を通します。約20分後にカットしてみると、周囲は程良く火が通り中心はレアという、絶妙な状態になっていました~!!この火加減をフライパンでやろうとしたら、かなり難しいはず。こういうところが、オート加熱の優秀なところだと実感しました。
■煮物:根菜の味噌煮もの
お肉の加熱中に、煮物の準備を開始。こちらも材料は既にカットしてあったので、調味料を調合してボールに材料を入れるだけ。あとは、ふんわりラップをして「かんたん煮物」を選んで加熱スタート。約10分で加熱は終了しました。熱い内に、バターと下茹でしたインゲンを混ぜて完成~。調味料の調合から完成まで全て合わせても20分チョイ。野菜を自分で切る時間を加えたとしても、この早さで煮物ができるのはマイクロ波ならではです。これは日々のおかず作りに活用できそうです。
■揚物:魚の変わり衣揚げ
煮物の加熱中は、揚物の下準備です。魚の切り身に、変わり衣をつけていきます。用意されていたのは、柿の種・お煎餅・ゴマ・シリアルなど。これらをビニール袋の中に入れて棒などで叩いて細かく砕き、衣に使います。コチラはグリル皿に並べて10分加熱で完成。こんがりとした焼き揚げ状態で、サクッと仕上がっていました。このように、手直にあるお菓子を衣にするアイディアはなかなか名案です。お子さんや夫にお煎餅を砕いてもらえば、楽しく一緒に食事の支度ができそうですね。
■蒸物:フルーツの餅包み菓子
デザートとして用意してくれたのは、白玉粉で作った餅にフルーツを包んだ和菓子。クッキングシートの上に、白玉粉を溶いて薄く延ばしてスチーム加熱をするとのこと。ギュウヒのような、ツルモチの食感の餅ができます。その中に、イチゴやあんこなど好みモノを入れて巻けばでき上がり!こちらは、辻調の先生が作ってくれたものを頂いたので、自分では作っていないのですが、調理過程を見せて頂きかなり手軽にできそうだ感じました。自宅でこんなお菓子がチャチャっと作れるのは、魅力的です。
■完成したお料理を試食!
以上の料理に、パナソニック「Wおどり炊き」で炊いたご飯をセットし、豪華なお膳が完成しました!スライスして梅干しで作ったソースを掛けた「牛ロースト」のお肉は、見た目にも豪華なヒトサラ。とってもやわらかくてしっとりしているのは、まさに絶妙な火加減の賜物です。「根菜の味噌煮もの」は、レンジで作ったとは思えない仕上がり。食材がカチカチになることもなく、適度な食感を残したベストな状態です。しかも10分加熱とは思えないほど、しっかり味が染み込んでいました。そして「魚の変わり衣揚げ」。実際には油で揚げていませんが、サクッとした食感がしっかり感じられました。また、衣の違いで食感や味が変わるのも楽しく、飽きません。酒の肴に最適な一品でした~。
今回は材料の準備がしてありましたが、「牛ロースト」を加熱中に「煮物」の下ごしらえをし、「煮物」の加熱中に「揚物」の準備をする……というように、オーブンレンジの調理は、加熱中は放置しておけるのが大きなメリット!加熱の待ち時間に次の支度をすることで、効率良く調理ができるのです。さらに、暑くなる季節には室温も上がらず快適です!今年との夏は、オーブンレンジで手軽に楽しくおいしい料理を作ってみませんか?