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子供が安心して使える食器、私なりの基準
「小さい時こそ、手触りの良い、温かみのある食器を」が我が家の基準
キャラクターに関しては、単純に自分が持っている、普段使っている食器と一緒にテーブルに並べた時に違和感がある、つまりデザイン的な理由が一番で使いませんでした。素材に関しては、食器同士や、カトラリーと当たった時のカチカチという音も手にした感触も好きではないので、これらの物を我が家に連れて帰ってくることがほぼないのです。
そして、もうひとつ。これは私の子育てに対する考え方そのものが反映されています。物はきちんと扱わないと壊れるということをストレートに教えたかったのと、小さい時こそ手触り、口触りの優しい温かみのあるものを、作り手の思いがあるものを、子供に使ってもらいたかったのです。だから、自然と投げても落としても割れないもの、料理の温度が伝わらない物は使いませんでした。
子供専用の食器でなくても、使い方を教えて見守っていれば安全
「小さい子供に割れる陶器やガラスを持たせるのは危ない」と思う方の方も多いでしょう。ですが、私は3人の子育てとその友達との関わりからの経験で、子供は壊れる経験をした方が、物を大事に扱うと実感しています。親も子も人ですから、全く割らない、壊さない訳ではありません。ただ、食器を割った経験がある子供は、決して食器を投げたり、叩いたりしないんですよね。経験から、割れる、壊れるを知っているし、目の前で物が壊れたその時のショックも知っているので乱暴には扱いません。実際に、我が家の3人も割ったのは数えるくらい。もしかしたら、大人の方が割っているのかも、思う位です。子供が安心して使える食器、まずは木製食器から! 使って良さを実感
では、実際にどのような食器を使ってきたかをご紹介しますね。まず、一番最初に使ったのは、木製の小皿、木のスプーンです。離乳食を始めた時は、小さな木のボール。素材はメープル材です。メープルのカップと、青森県産のブナ材から作る器ブランド「BUNACO」のボール
トロトロ、ベタベタの離乳食から、少し形があるものや、自分でつかめるようになってからは、青森県弘前市のブランド「BUNACO(ブナコ)」のボール、北海道旭川の「cosine(コサイン)」の小皿とフリーカップを使っていました。
北海道産のメープルを使った食器。特に子供用では無いのですが、ジャストサイズ!
カフェオレボール型の小さなカップ。これも子供用食器ではありませんが、ジャストサイズ!
小鹿田焼きのカップ。食器屋さんの店主が子供用にと窯元にオーダーして作らせているものです
またどれも、いまでも現役で使っています。子供用としてだけではなく、小さいサイズの良さを生かしたそれぞれの使い方をしています。子供が卒業した後も、小さかった時の事を懐かしく思いながら使えるところが嬉しいです。
子供が安全に使える食器は出産祝いにもおすすめ
そして、最後に、樹脂製品の子供用食器に魅力を感じなかった私なのですが、つい先日これなら使いたかったかも……と思える子供用食器に出合いました。それが「iiwan」の食器です。
パッケージが可愛いから、今後はプレゼントとして活躍しそうです
食の安全には気をつけていても、食器の主原料や、陶器の釉薬まではなかなか目も気持ちも行き届かないのですが、やっぱり小さな子供には、安心して使える自然素材の食器が嬉しいと思いませんか?
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