薬とはどう違う?

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食品は、病人を対象とする医薬品とは違い、健康な人を対象にした食品です。あきらかな食品と同様に、病気を治すものではありません。

特定保健用食品は「国が認めている」&「期待される効能」という2点で、「いわゆる健康食品」より安心して使用できるといえるでしょうが、薬とも異なります。またその目的や使い方を間違えれば、健康に悪影響も与えてしまいます。

医薬品は、病人を対象に医師の処方や薬剤師などの専門家のアドバイスに基づいて利用されますが、保健機能食品は健康な人を対象に消費者が自由に自己判断で利用できます。

いわゆる健康食品を含めた食品は、医薬品のように病気の治療や治癒に対する効果の表現は認められておらず、「健康の維持・増進に役立つ、または適する」という表現となります。


では特定保健用食品の利用の目的は何なのか?  現在の食生活の問題を見つめ直し、改善するきっかけとして、適切に利用することなのです。健康が気になり始めた人や、普段の食生活に不安を感じている人など、「病気ではない人」を対象として設計されています。

ですから、特定保健用食品には「食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。」という文言の表示が義務付けられているのです。バランスのとれた食事の中で、正しく特定保健用食品を利用することで、その効果が期待できます。

これさえ食べれば、病気が治ったり、食生活の乱れや不摂生な食事の問題を解消できるなどの過度な期待をすることは間違いです。あくまで期待であり、効果がでない場合もあります。アンケートのトクホへの不満の結果でも、「効果がでない」という声が3割ありましたが、使用法を守っていなければ当然効果があがらないですし、あるいは守っていても、期待通りにはいかない場合はあるものです。

健康のための食事をとるという動機づけの役割がたいへん重要とされているのですが、アンケート結果を見ても、使用する人の中には、ただなんとなくよさそうという程度の認識で使っていることが伺われました。