旧市街観光の拠点! 優美なバロック様式の交差点

quattrocanti1

「太陽の劇場」とも呼ばれるバロックの交差点

世界でも珍しい「アラブ・ノルマン様式」のモザイクに代表される12世紀のシチリア王国繁栄の遺構や、16世紀後半~18世紀にかけて建造された豪奢なバロック様式の建物。重層に折り重なったパレルモの旧市街の歴史散策は、きっと何度もこの交差点・クアットロ・カンティを通ることになるでしょう。カントはイタリア語で「角」のこと。クアットロ・カンティとは、4つ角を意味します。

quattrocanti2

グレオリオ・テデキスとヌンツィオ・ラ・マッティーナによる四季を表す噴水

パレルモがスペイン王国に支配されていた17世紀初頭、都市再整備計画によって誕生した交差点で、メインストリートのコルソ・ヴィットリオエマヌエーレ通りとマクエダ通りを直角に結びます。1609年に設計され、10年以上の歳月をかけて完成。4つの角には、それぞれ優美なバロック様式の装飾が施されています。

下段は四季を表す彫刻と噴水、中段は歴代スペイン王フェリペ2世、フェリペ3世、フェリペ4世、神聖ローマ皇帝カルロ5世の彫像が置かれています。上段は、当時の4人のパレルモの守護聖人、アガタ、クリスティーナ、ニンファ、オリヴァ。

クアットロ・カンティから、まっすぐ伸びるコルソ・ヴィットリオエマヌエーレ通りの先には、北に海、南に王宮へと続くヌォーヴォ門が見えます。街を劇場のようにドラマチックに彩るバロック様式の四つ角。パレルモ旧市街歴史散策の拠点にふさわしい雰囲気をたたえています。



■All Aboutで「毎月の家計」について、アンケートを実施中です!
回答いただいた内容をAll About記事企画の参考にさせていただきます
※毎月5名の方にAmazonギフト券1000円分をプレゼント

「毎月の家計についてのアンケート」に回答する


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。