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フード劣化の主な原因は、空気・光・温度

昨今では動物と暮らすことが定番となり、6kgぐらいまでの小型犬と暮らす家庭がとても増えてきました。しかし、小型犬にもかかわらず「買い物の回数が少なくて済むから」「ちょっとだけお得だから」と内容量が7kg、8kg、10kgなどの大袋でペットフードを買っていませんか?内容量1kg前後の少量パックと栄養成分自体に変わりはありませんが、大袋は開封してから使い終わるまでの期間が長くなります。これが“良い事”とは言い切れないのです。


ペットフードの袋を開封するとどうなる?

終わりかけのペットフードと、開封直後のペットフードのニオイの違いに気付いたことはありますでしょうか?ペットフードに限らず、どのような食品も基本的には開封すると劣化が始まります。特にペットフードの場合、空気に触れる・直射日光に当たる・高温多湿などの条件が揃うと、劣化しやすくなります。一般的なペットフードの製造には品質保持剤や、酸化防止剤などが使われていますが、だからといって保存方法や管理を怠ってしまえば、質の低下に繋がってしまうこともあります。


どれぐらいの期間で与えきれる?

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3kgのわんちゃんが10kgのフードを食べ切る期間は?

例えば、1日に必要なフードの量が50gの場合。(3kgの成犬の目安。メーカーにより異なります。)
  • 1kgパックでは20日分
  • 10kgパックでは200日(約6ヶ月半)
という計算になります。大袋のフードは確かに長持ちするかもしれません。ですが、開封してから与え切るまで何度も開けたり閉めたりする分、空気に触れたり、ホコリなどが混入する機会も増えることになってしまいます。

止むを得ず大袋で購入する場合は、開封後はジップ付きの保存袋などに小分けにして保存する方が良いでしょう。

■参考記事
夏の暑さ対策はどうする?ペットフードの保存方法


健康面ではどうなの?

ペットフード(総合栄養食)は、動物の健康を考えてたんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が含まれています。特に、脂質は状態が悪化しやすく、質が悪くなった油脂は肥満、アレルギー、体臭を引き起こす要因になるのではないか、と懸念されています。また、適切に保存しなければ、カビが生える可能性も高まります。

大型犬と暮らしていたり、小型犬でも多頭飼いしているなど、1ヶ月程度で使い切ってしまうのであれば、大袋のフードでも良いでしょう。

大袋は長持ちするから良しとするか。ちょっと面倒でも、小分けに保存したり少量のものを何袋か買ってストックしておくか。愛犬の健康に良しと思う方を選ぶようにしましょう。


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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。