経験と資格を武器にする
こういった抵抗に関しては、どう対処したらいいのでしょうか。やはり「経験」を武器にするのが一番です。たとえば、料理の腕や掃除のうまさ、家事全般がてきぱきとできることなどをアピールするのです。
健康面や介護のことを心配する親御さんは多い。だからこそ、それに関連した資格が強みになる
そして、相手の親はある程度年配である可能性が高いので、介護師やヘルパーの資格を持っていることは、とても強力な武器になります。加えて、野菜ソムリエや、リンパドレナージュ、マッサージなど健康面でアピールできるような資格を取っておくと良いでしょう。今、資格は通信教育でも取得することができます。金額も3万円程度と比較的低価格になっています。
男性の再婚者は年収が決め手
再婚者が男性の場合には、きちんとした仕事に就いていることと、年収が決め手になります。離婚した相手に慰謝料を払っているとしても、年収が高ければ仕方ないと思ってもらえます。
逆に、慰謝料をきちんと払っているということは、誠実さをアピールする手段でもあります。これによってきちんとした男性、責任がとれる人と判断されるのです。
子供がいない場合には家族愛をアピール
子どもがいなかった場合は、「家族を大切にする」とアピールすることが大切です。再婚相手の親世代は「家長制度」を知っている世代です。家族を守ってきたのは父親なので、「家族を守る」ということが共通テーマになります。それに、離婚を経験しているだけに、家族の大切さは初婚よりはわかるはず。そのため、説得力が増すのです。こういった経験をもとにして誠実に自分を伝えることが、相手の両親の心を動かすのです。