再婚/再婚アーカイブ

相手の両親がバツイチ嫌いだったときの対処法

これから結婚する人にとって相手の親の反応はとても気になるものです。しかも、バツイチならなおさらです。離婚が珍しくない今でも、バツイチに対して偏見を持っている人もいるのは事実。そんな人への対処法を紹介します。

佐竹 悦子

執筆者:佐竹 悦子

再婚ガイド

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女房と畳は新しい方がいい

ワインと女性を同じように考えるのは、フランスのみ。経験を重視する文化がある

ワインと女性を同じように考えるのは、フランスのみ。経験を重視する文化がある

バツイチが再婚をするとき、相手の気持ちと同じくらい気になるのが、相手の親のことです。再婚をすれば付き合いが始まります。バツイチに対して偏見を持っていると、付き合いもぎこちないものになってしまいます。

日本には「女房と畳は新しい方がいい」という言葉があります。これは若い妻と新しい畳は、いつもすがすがしくて気分がよいものだということから転じて、新しいものはすべてすがすがしくて美しいということを表現しています。またアメリカにも「Everything new is fine.(新しいものはすべて美しい)」という言葉があります。

一方、「女とワインは古い方がいい」という国もありますが、それは世界広しといえどフランスだけ。フランスは生きてきた経験を認める国だからです。残念ながら他の多くの国では、経験よりも離婚というマイナス面を見てしまうようです。


再婚者に抵抗がある理由

さて、再婚者に抵抗を持ってしまうのはなぜなのでしょうか?理由はとてもシンプルで、真っさらでないからです。言い方をかえるのであれば、新品でないということ。離婚に至るまでの経験をプラスに考えることができればいいのですが、日本人は逆です。なにか欠点があるのではないか、性格に問題があるのではないかと考えてしまいます。そしてこれまで生きてきた中でのしがらみが面倒、背負っているものが重そうとなってしまうのです。

新しいものが好きな日本人にとっては、大切な我が子の結婚相手が再婚者というのは、やはり抵抗があります。相手の背景にあるものまで一緒に背負わせるのはかわいそうと考えるからです。いくら2分に1組が離婚をしている現代でも、これは否定できない事実です。
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