口福を約束する珠玉の銘菓が集まる金沢の玄関口

外観@金沢百番街あんと

和菓子を始め、山海の幸、地酒、工芸品など石川県の特産・名産が一堂に揃う「あんと」。

2015年春の北陸新幹線開業に合わせて、全面的にリニューアルした金沢駅構内にあるショッピングモール「金沢百番街」。その名の通り100店舗以上の専門店が集まる百番街には、和菓子処の名に相応しく、たくさんの和菓子店が入居。

創業100年以上を誇る老舗から話題のニューフェイスまで金沢の名店人気店がズラリと顔を揃えています。リニューアル後はさらに出店数が増え、より広く、より明るくなったフロアはショッピングがしやすくなり、いつも大勢の買い物客で賑わっています。
おこしあめ@俵屋

必要な分だけ割って食べる固形状の「おこしあめ(3,348円)」@あめの俵屋。そのまま食べるほか、調味料としても使えます。

各店それぞれ個性があり、できればすべてご紹介したいところですが、今回はその中でも普段は洋菓子派という人も和菓子には一家言持つという和菓子通も納得の逸品を選んでみました。

金沢百番街
住所:〒920-0858 金沢市木ノ新保町1-1
TEL:076-260-3700
営業時間:あんと8:30~20:00、Rinto 10:00~20:00、くつろぎ館7:00~23:00(一部6:00~)
定休日:無休

目から鱗! 粒あん嫌いを改心させる極上のきんつば

きんつば&うぐいす@中田屋

左:えんどう豆の瑞々しい緑が美しい「うぐいす(184円)」、右:職人技が光る極上の「きんつば(184円)」

創業から100年以上という店が珍しくない金沢で、比較的新しい部類に入る昭和9年創業の中田屋。素材にこだわり、伝統の製法で1つ1つ丁寧に手作りされている同店の和菓子はどれもおすすめですが、中田屋と言えばやはり『きんつば』でしょう。

形を崩さないように時間をかけてじっくりと炊き上げた北海道産の大粒で糖分を多く含んだ最高級の大納言小豆に、砂糖と粘りが強く保水性に優れている京都府丹波地区の丹波寒天を加え、1つ1つ丁寧に焼き上げる中田屋のきんつばは一口食べれば他との差は歴然。
春限定のきんつば さくら@中田屋

柔らかな白餡に薄ピンクの桜葉が愛らしい「きんつば さくら(184円)」(2月初旬~4月中旬)

艶やかな小豆はふっくらと優しい食感で甘さを引き立てる塩加減が絶妙な上、しっかりと甘さがあるものの後を引くことなく、さらりと舌の上で溶けていきます。

和菓子をあまり食べない人は粒あんが苦手という人が多く、実は私もそうなのですが、中田屋のきんつばだけは大好物。粒あんを敬遠している人も1度食べればその美味しさのとりこになるはずです。
毬栗@中田屋

艶やかな能登栗をふんだんに使った秋の味覚「毬栗(248円)」。栗がほくほくしてとっても美味しいですよ!

定番の小豆(184円)の他、秋から春にかけて店頭に並ぶえんどう豆を使用した『うぐいす(184円)』、能登栗を贅沢に配した秋のお楽しみ『毬栗(いがぐり248円)』、愛らしい桜の花をあしらった春の訪れを知らせる『さくら(184円)』などの季節商品もおすすめ。

さらに、物産展限定で販売される加賀野菜15品目の中で一番人気の五郎島金時を練り上げてスイートポテトのように仕上げた『金とき』、香ばしいクルミを滑らかなこし餡の中に閉じ込めた『くるみ』、栄養豊富なひよこ豆を使った『雛ひよこ』は店舗でもオンラインショップでも手に入らない珍しいきんつばなので、通常のお土産にはできませんが、見かけた際は迷わずゲットしましょう!

中田屋(価格は総て税込です)
きんつば/1個184円、5個入842円、6個入1,080円、8個入1,425円、10個入1,782円
さくら・うぐいす/1個184円、5個入842円、10個入1,782円、15個入2,754円
毬栗/1個248円
詰め合わせ/花かさね(きんつば5個、うぐいす5個)1,782円
取り扱い店舗/金沢百番街あんと、香林坊大和、めいてつ・エムザ、東山店、東山茶屋街店他